サラダ油とキャノーラ油の違いは何!?混ぜるのって大丈夫?どっちがいいのぉ??わかりやすく解説♪

スーパーに行くと、「サラダ油」という名称で販売されている油と、「キャノーラ油」という名称で販売されている油があります。

これら2つの油の違いは一体何なのか、気になるところですよね。

例えば、サラダ油とキャノーラ油を混ぜるという使い方は大丈夫なのでしょうか?

健康のために選ぶのであれば、どっちがいいのでしょうか?

そんな気になるサラダ油とキャノーラ油について、わかりやすく解説していきます。

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サラダ油とキャノーラ油の違い

サラダ油とは、低温でも凝固しない性質を持っており、サラダ用のドレッシングに使用することを前提としている油です。

ドレッシングなどに使用する際には温めないので、油が結晶化してしまうことがあり、これが食感に違和感をもたらしてしまいます。

そこで、サラダ油は低温で固形になってしまう成分を分離することにより、ドレッシングに用いてもサラサラを維持できるように作られているのです。

そして、このサラダ油の原料には菜種をはじめ、大豆やひまわりの種、紅花など、様々なものが使用されています。

どれか1種類から抽出したサラダ油もあれば、複数の原料から抽出した調合サラダ油というものもあります。

これに対してキャノーラ油と言われるのは、原料が「キャノーラ」というアブラナ科の植物のみとなっています。

アブラナの種子から採取される油ですので、菜種油の一種と言えますね。

キャノーラ油も低温でも凝固しない性質を持っているため、サラダ用のドレッシングとして使用することができます。

つまり、キャノーラ油はサラダ油の一種ということが言えます。

違いとしては、サラダ油は様々な原料から作られた油のことであり、キャノーラ油はキャノーラから作られたもののみを指しているということになりますね。

サラダ油とキャノーラ油を混ぜるのは大丈夫?

普段はキャノーラ油にこだわっているけれど、たまたまキャノーラ油を切らしてしまった時に「サラダ油ならある!」と混ぜて使用する機会もありますよね。

では、サラダ油とキャノーラ油は混ぜるとどうなるのでしょうか?

健康面への影響などは大丈夫なのかどうか、気になるところですね。

これについては、キャノーラ油がサラダ油の一種であるということを考えれば、特に問題がないことが分かります。

キャノーラ油以外の原料、例えば大豆や紅花などからできたサラダ油であっても、混ぜるのは大丈夫と判断できます。

なぜなら、サラダ油の中にも菜種油と大豆油など、2種類以上の原料による油を混ぜ合わせたものも存在するためです。

キャノーラ油と他の原料によるサラダ油を混ぜると、これは調合油になります。

どちらも食べられる油なので、特に大きな問題が起こることは考えにくいですね。

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サラダ油とキャノーラ油はどっちがいいの?

サラダ油とキャノーラ油の違いを理解したところで、では結局どっちがいいのか、というのも知っておきたいポイントです。

なんとなく、世間一般では「キャノーラ油は健康に良い」という印象を抱いている方が多いようです。

ですが、実際にはこれらはどちらも植物性の油であり、成分にも大きな違いがありません。

そのため、どっちがいいということは言えないのです。

どちらもクセがなく、低温でも凝固しない性質を持つため、ドレッシング、炒め物、揚げ物と幅広く活用することができます。

使い勝手の良さでは大変メリットのあるサラダ油とキャノーラ油ですが、健康面ではあまり良くない点もありますので、摂りすぎには十分な注意が必要です。

まず、これらの油には「トランス脂肪酸」というものが含まれています。

トランス脂肪酸は冠動脈性心疾患と言われる病を起こす危険性を高めることで知られていますので、摂りすぎに注意しなければなりません。

特に古くなり酸化した油は、その影響が大きくなりますので食べないようにしましょう。

それから、カロリーについてはどちらも、大さじ1杯で111cal程度となっています。

同程度のカロリーなので、ダイエットを考える方にとっても、どちらを選んでも同じと言えますね。

さらにサラダ油とキャノーラ油には、リノール酸という成分が含まれています。

リノール酸は体内で悪玉コレステロールを減らす効果・効能がありますが、同時に善玉コレステロールまで減らしてしまうことも分かっています。

さらにリノール酸は加熱することでヒドロキシノネナールという神経毒に変化してしまいます。

この成分のはアルツハイマーなどを起こす危険性もありますので、細心の注意をはらって摂取していく必要がありますね。

サラダ油とキャノーラ油はどちらも、健康面の危険性を考えると摂りすぎ注意な油と言えます。

過剰摂取にならないよう、心がけながら上手に取り入れていきましょう。

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