生活習慣病予防は、現代人の大きなテーマですよね。
そこで気になってくるのが、血圧やコレステロールといった問題です。
実は、そんな血圧やコレステロールに嬉しい効果を発揮してくれる食べ物があるのです。
それが酢しょうが。
よくお寿司などに付いてくるガリは、食べずに捨ててしまう方もいるかもしれません。
ですが、この効果や効能を知ってしまうと、今まで捨ててしまったことをきっと、後悔するでしょう。
酢しょうがの効果とは?
今注目を集めている、美容や健康に役立つと言われる酢しょうが。
これは、しょうがを酢に浸けただけのシンプルな食べ物です。
ですが、よくよく考えてみれば、「ショウガ」も「酢」も、美容や健康にうれしい効果があるということで注目されている食品ですよね。
その2つが組み合わさった酢しょうがは、非常に魅力的な食べ物なのです。
例えば、得られる効果としてまず挙げられるのが、冷えを解消するというものですね。
ショウガを食べると体がポカポカしてくる、というのは有名な話です。
それから他にも、代謝をアップさせてダイエットに嬉しい効果が得られたり、アンチエイジングにも役立ってしまいます。
外側のアンチエイジングだけではなく、酢しょうがは身体の内側にも働きかけ、血管年齢の若返りを狙うこともできてしまうのです。
酢しょうがの血圧やコレステロールへの効果
酢しょうがには血管年齢を若返らせるパワーがあるということですが、これはつまり、血管や血液に起因する困った症状を緩和することができる、ということでもあります。
酢しょうがには、身体の中を流れる血液をサラサラにしてくれる働きがあります。
まず、しょうがには「ショウガオール」というポリフェノールの1種が含まれています。
この成分には高い抗酸化作用があり、血行を促進させる効果も期待できます。
そのため、血液がサラサラになってスムーズに流れるようになることで、血圧が改善されるというわけです。
さらに酢には酢酸が含まれ、これは細胞に取り込まれた際にアデノシンという物質を作り出します。
このアデノシンには、血管を拡張させる作用があり、その働きで血液が流れやすくなるため、血圧を下げることができるということです。
さらにお酢には、体内でコレステロールが生成されるのを抑制する働きがあります。
このように、酢しょうがに含まれる酢としょうがは、血管や血液の健康を守るために、大変魅力的な効果・効能を持っているのです。
酢しょうが☆ガリの驚くべき秘密
酢しょうがを家庭で作って食べている、という方はそれほどいらっしゃらないかもしれません。
ですが、そんな方でも何気なく、酢しょうがに触れている機会があります。
それが、お寿司を食べる際ですね。
このお寿司に添えられているガリこそが、酢しょうがなのです。
ガリにも、もちろん酢しょうがと同じような美容・健康面での効果が期待できます。
ですが、実はお寿司という食べ物に、酢しょうがが添えられるのには、もっと深い秘密があります。
それは、酢としょうがが持つ「臭み消し」「毒消し」の効果です。
お寿司の中には、生の魚を用いたものが多くあります。
この生の魚特有の臭みや毒を決してくれるのが、しょうがに含まれる辛み成分、ジンゲロンとショウガオールです。
また、同時にお酢にも殺菌効果や防腐作用があることが知られており、これらの働きを活かすことで、生の魚を安心して食べられるように、という知恵が込められたのがガリ、というわけですね。
酢しょうがが持つ効果は、日頃の美容や健康をサポートしてくれるだけでなく、このように「安心して美味しいものをいただける」という面にまで働きかけてくれているのです。
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