電球を交換する機会と言うのは、そんなに多くありませんよね。
そのため、いざ交換するとなると「ワット(W)数やLEDの違いが分からないっ!」という事態になってしまう方も多いのではないでしょうか?
電球には色々な種類や形、明るさ、ルーメン、ボルト(V)といった違いがあります。
普段から使い慣れているものなら覚えているかもしれませんが、電球の交換なんてめったにないこと。
こういったワット(W)数、LEDの違い、種類や形などなど、気になる点をすべて理解しておくのは難しいですよね。
そこで、そんな電球交換で悩んだ時のお役立ち情報を紹介していきます。
電球の交換☆ワット(W)数やLEDの違い
電球には、それぞれにワット(W)数が設けられています。
電球を交換する際には、このワット(W)数についてはしっかりと確認する必要があります。
それぞれの機器で最大利用可能な電球のワット(W)数というものが設けられています。
「明るくしたいから」という理由で、この数字を超えるようなワット(W)数のものを使用してしまうと、大変危険です。
もし、これを守らずに高いワット(W)数のものを取り付けてしまうと、発熱し、内臓コンデンサーが焼けて火災になる恐れがあります。
電球のソケットの近くにラベルがあり、ここにワット(W)数が記載されているので、こちらを確認して購入しましょう。
それから、ここ数年でLED電球に取り換える方も増えてきていますね。
この場合は、従来の電球や蛍光灯に比べるとワット(W)数が非常に少ないのが特徴です。
そのため、LED電球を交換する際には「○○ワット相当」あるいは「ルーメン(lm)」という明るさの目安が記載されてます。
これを参考に購入するようにしましょう。
電球の種類や形って!?
では、電球にはどんな種類や形があるのでしょうか?
実は電球とひと口に言っても、様々な種類があり、正しく選ばなければきちんと交換することができません。
・白熱電球・・・最も一般的なタイプで多用途に用いられる
・ハロゲンランプ・・・電球内のガスにハロゲン元素を混入している
・蛍光灯・・・放電によって光を発するタイプ
・HIDランプ・・・強い灯りが欲しい時に役立つタイプ
・LEDランプ・・・発光ダイオードを用いたタイプ
特に家庭用によく用いられている電球と言えば、白熱電球やLED電球ですね。
例えば白熱電球が切れたということで、LED電球を購入しても交換することはできません。
種類を合わせて購入することが大切です。
それから、電球には様々な形があります。
家庭用として多く用いられるのは、「一般球(ボール型)」と言われるものですね。
最近増えてきているのは、このボール型と似た形をしたLED電球です。
豪華なシャンデリアには、「シャンデリア球」「ミニランプ」と言われるものが用いられます。
また、蛍光灯は一般的には棒状や円形になっていますが、コンパクト蛍光灯や電球型蛍光灯などもあります。
ガラスの形もしっかり確認して選ばないと、せっかく購入したのに使えなくなる可能性があります。
また、口金のサイズも大切です。
一般家庭に多く用いられるのはE26ですが、中にはE12やE17といったサイズが使用されているケースもあります。
こういった点も十分に確認して購入しましょう。
電球の明るさ☆ルーメンやボルト(V)とは?
種類や形などの違いが分かったところで、では明るさはどうやって確かめれば良いのか、というのも気になるところですね。
できれば明るく快適に過ごせるものを選びたいものです。
基本的には白熱電球などの場合には、ワット(W)数の多いものほど明るいということが言えます。
それから、この明るさをLED電球で示しているのがルーメンです。
ただ、ルーメンという単位は使い慣れていないという場合には、「○ワット程度の明るさ」という表記を参考にすれば問題ないでしょう。
また、白熱電球を選ぶ場合、ボルト(V)の表記があります。
このボルト(V)は2種類で、100Vと110Vとなっています。
日本では、基本的な電圧は100Vですので、大半は100Vの白熱電球を選べば問題ないと言えるでしょう。
ですが発電所に近い地域などでは、少し高めの電圧となっている場所もあります。
そういった場所では、110Vを選ぶようにしましょう。
こういったことは専門的で難しく感じられる方もいらっしゃるでしょう。
もしどうしても選び方が分からないという場合には、電球を取り外し、そのまま電気屋さんに持って行ってプロに選んでもらうのがベストな方法ですね。
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