予防接種や健康診断での血液検査などで
腕に注射を刺した後、内出血してしまうことはありませんか??
ふと気づいたときに見てみると内出血がかなりグロテスクに変化してしまっていたり、
ちくちくと痛みが残ってしまったことはありませんか??
注射後の内出血を治す方法と、内出血がひどくなってしまう原因、
痛みが消えない方法を調べてみました!!
予防接種や健康診断の血液検査で腕に注射をした後に
いつも内出血してしまう、という方は是非参考にしてみてください。
注射で内出血してしまう原因とは??
注射した後にじわじわ腕で内出血が起きてしまっている時、
どうして??と疑問に感じるかと思われます。
注射で内出血をおこしてしまうのには、理由があります。
注射後の止血の不十分
注射や採決をしたあとに、看護師さんに
「しっかり押さえてくださいね~」
「揉まないでくださいね~」
と言われた経験はありませんか?
血管注射や採決の際には血管に直接注射針を刺しているので
しっかり押さえて止血をしないと皮膚下で出血が広がってしまい、
内出血の原因となってしまいます。
また、揉んでしまうことで更に血管から血を押し出す事になってしまい、
こちらも内出血の原因となってしまいます。
注射する側の原因
注射の針を刺して血管にしっかり届くまで、血管を探してぐりぐりしてしまっていたり、
採血中に針の固定が甘かったり、
技術不足などで血管を傷つけてしまった場合などに起こりうる内出血です。
新米の看護師さんや不慣れな方が担当した場合、
普段内出血が起こらない方でも内出血で腕が青くなってしまった、
という方も多く居られます。
自身の体質や服用中の薬などが原因
血管がもろくなっていたり、脂肪や筋肉が厚く血管が見つけにくい場合や
何度も採血をしていて血管が硬くなってしまっている、
血小板の数値が低い体質や血液が固まりにくくする薬を服用している場合は、
血液が固まりにくく止血に時間がかかり、皮膚下に内出血してしまう事が多いです。
年配で痩せがたの方は特に、皮膚が柔らかく皮膚下で血液が広がりやすくなってしまっており
年齢とともに内出血しやすくなる方も居られます。
内出血で腕に青いアザができないためには
内出血で腕に青いアザができてしまったら、
腕を出すのをためらうだけでなく自分でその腕を見るのもなんだか嫌な気分になってしまいますよね。
注射による内出血がおこってしまったら、どうすれば早く治すことができるのでしょうか??
また、未然に内出血を防ぐにはどうしたらいいのでしょうか??
注射後すぐにしっかり止血をする
注射後にしっかりと血管に針が刺さった部分を抑える事が重要です。
針は腕から斜めに血管に刺しますので
腕から血が出ている部分よりも血管に針が刺さった部分の皮膚を抑える事が重要です。
血管に対して10~20度の角度で針を刺すことを意識して抑えるようにしましょう。
揉まない!!
筋肉注射の際はほぐすために揉むことが多く
それを意識して血管注射の際にも腕を揉まないといけないと
勘違いしてしまていると、内出血の原因となってしまいます。
血管への注射の際には絶対に揉まないようにしましょう。
患部を冷やす
保冷剤や氷などで注射した部分を冷やすと
止血を早めて内出血を最小限に抑えることができます。
注射した腕を安静にする
完全に出血が止まっていても、
重いものを持った拍子に血管が再度敗れてしまう事があります。
血管注射を行った日は極力注射した方の腕で重いものを持ったり
激しく動かす事を避けて安静に過ごしましょう。
内出血を早く治すのはどうすればいいの??
内出血してしまって青くアザができてしまった場合、
できるだけ早く治したいですよね。
注射による内出血を早く治すには、
保冷剤、氷だけでなく
湿布やコールドスプレーで患部を冷やす事が重要です。
また、翌日~2日後に次は冷やすのではなく温めます。
温めることで傷ついた細胞を修復し、
青くなってしまった患部を早く治してくれる効果があります。
これは内出血の直後に行ってしまうと
細胞を傷つけてより酷くなってしまう可能性がありますので
焦って注射の日に温めるのは避けるようにしましょう。
痛みがあるのは大丈夫なの??
注射の後がチクチク痛む・・・!
これって大丈夫なの?と不安になりませんか??
痛みがある場合は初期段階です。
ひたすら冷やすことが重要です。
痛みが何日も続く場合は早めに医療機関を受診しましょう。
また、日に日に内出血が広がっていったり
患部に痺れや腫れがある場合も要注意です。
普通内出血は1週間もあれば自然に回復してアザも消えますので
大きなアザになってしまった場合でも、
広がったり痛みがない場合には心配はありません。
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