歌舞伎の掛け声の意味や屋号の種類は?タイミングにルールはあるの?誰でも言っていいのかな?

日本が誇る伝統芸能の1つと言えば、歌舞伎ですよね!

そんな歌舞伎を見に行った際に、周囲から掛け声が上がることに驚く方もいらっしゃるかもしれません。

では、この歌舞伎の掛け声、一体どんな意味があるのでしょうか?

また、屋号の種類やタイミング、ルールなども気になるところですよね。

掛け声をかけてみたいけれど、「誰でも言っていいのかな?」という不安を抱えてしまう方もいらっしゃるでしょう。

そこで、より歌舞伎の楽しみを広げるために、そんな掛け声についてのお役立ち情報を紹介していきます。

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歌舞伎の掛け声の意味と屋号の種類

歌舞伎の掛け声はどんな意味があるのか、なぜ掛け声をかけるのか、まずは、その基本を知っておきましょう。

なんで歌舞伎で掛け声がかけられるのか、その理由は意外と単純で、「客席と舞台を盛り上げるため」です。

簡単に言えば、カラオケで合いの手を入れるような感覚ですね。

そうすると歌い手が気持ち良く歌えるのと同じで、この歌舞伎の掛け声には、役者が気持ち良く演じられるという意味もあります。

歌舞伎と言えば、「よーっ」という掛け声の後に「ポンポンポン・・・」と太鼓が奏でられたりして、そんな掛け声とリズムの調和が魅力の舞台です。

客席からの掛け声もまた、演技と調和して素晴らしい効果をもたらしているのです。

掛け声の内容は、主に役者の屋号や代数となっています。

例えば成田屋や中村屋、播磨屋といったものです。

よく、ちょうど良いタイミングで「中村屋!」「播磨屋!」といった声がかかるのを聞いたことがあるでしょう。

屋号には他にも多数の種類があります。

どの役者が、どこの屋号なのかをしっかり覚えて掛け声をかけるというのが基本です。

それをこなしている掛け声の主は、「プロ?」と思えてしまいますね。

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歌舞伎の掛け声のタイミングやルールは?

歌舞伎の掛け声をかけるタイミングがいつなのかについては、特に厳密なルールがあるわけではありません。

ですが、やはり基本となるのは、芝居の雰囲気を乱してしまわないことです。

例えば役者がセリフを言っているタイミングで声をかけるのはNGですよね。

基本となるタイミングは、まず役者が登場するシーン。

揚げ幕が上がる際の、鈴の音に合わせて声をかけます。

また、同様に花道に引っ込む際にも声をかけます。

そしてもう1つのタイミングとしては、見得という部分です。

1回目の「バタ」を見送り、2回目の「バタ」で掛け声、といったタイミングになります。

ルールに関してですが、これは前の方の席では避けるようにしたいですね。

こちらもやはり、マナーの問題で、歌舞伎を真剣に見ている人達の前で掛け声をあげるのは、迷惑になってしまうでしょう。

もし掛け声をかけたいのであれば、できるだけ後ろの方の席から、ということが大切です。

歌舞伎の掛け声は誰でもOK?

では、歌舞伎の掛け声は誰でも良いのでしょうか?

これは、本来は特にルールは無く、誰でも声をかけて良いことになっています。

ですが、やはり歌舞伎の舞台を邪魔してしまうような掛け声は避けたいもの。

そこで、掛け声のほとんどが「大向こうの会」の方々からかけられています。

大向こうの会というのは、一幕見のための席であり、好きな部分のみ一幕見ることができる席であることから、常連さんが通う席として知られています。

こちらには大向こうグループが設けられ、スカウトなどで入った会員の方たちが利用しています。

そして、こちらの会の方々が絶妙なタイミングで掛け声を発しているのです。

もし、どうしても大向こうの会の方に交じって掛け声をしたいのであれば、周囲に迷惑をかけないように十分配慮しながら、タイミングなどをよく勉強して訪れましょう。

いずれ、大向こうの会にスカウトされる日が来るかもしれません。

ちなみに、掛け声については女性はかけられないことになっています。

歌舞伎は男性だけの演技ですから、女性の声が入ることで、違和感が出てしまうというのが大きな理由ですね。

その点には十分に注意しましょう。

もし男性の方で、気持ち良く掛け声をかけられる自信があるという方は、チャレンジしてみても良いかもしれませんね!

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