圧力鍋の仕組みや構造を教えて!!~蓋・弁・おもりが違うのかな~

時代の進化と共に、キッチンに立つ主婦の負担もどんどん軽減されるようになりました。

また、家庭でも様々な調理法にチャレンジできるようになってきており、まるでレストランの食事のようなお料理を楽しむ方も多いですね。

そんな主婦を支えてくれている便利なキッチンアイテムの1つが、圧力鍋です。

短時間で煮込み料理を済ませることができ、また塊のお肉なども柔らかく仕上げられ、プロの味に近づけるという大変魅力的なアイテムですね。

ですが、この圧力鍋、一体どんな仕組みで、食材を柔らかく煮込むことができるのでしょうか?

構造がどうなっているのか、気になってしまいますよね。

そこで、そんな圧力鍋の秘密に迫ってみました!

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圧力鍋の仕組みとは!?

圧力鍋というのは、空気や液体を逃さないように密閉した状態のお鍋の中で、高い圧力を加えることで液体の沸点を高める仕組みがあります。

その結果、普通のお鍋で煮込む時よりも高い温度と圧力がかかることにより、食材が効率よく加熱され、柔らかくなるという仕組みになっています。

圧力鍋は、鍋本体とフタが密閉されるようになっています。

この状態で加熱することにより、圧力がかかります。

圧力がかかると水の沸点が上昇するので、普通のお鍋で沸かす時の100℃という沸点を超えて、非常に高温の熱を加えることができるのです。

すると高い熱と圧力により、肉類のタンパク質や繊維が素早く分解されます。

これにより、硬い塊のお肉でも、ほろほろと柔らかくなるというわけですね。

さらに野菜の細胞壁なども、この温度や圧力によって破壊されるため、野菜も素早く柔らかく仕上げることができるというわけです。

圧力鍋の構造をチェック!

では、そんな圧力と高温の熱により食材を素早く調理できるという特徴を持つ圧力鍋は、どのような構造になっているのでしょうか?

まず圧力鍋には弁があるのが特徴となっています。

この弁には2種類あり、1つは調圧弁と呼ばれる、圧力を調整するものです。

それからもう1つが安全弁と言われる、フタに取り付けられるもので、これは圧力が高まり過ぎた時に蒸気を逃す役割があります。

それから、もう1つの特徴的な構造が「おもり」ですね。

これも鍋の圧力を調整するために働いているものです。

また、鍋の内部の圧力をしっかり発揮するためには、鍋とフタが密閉される状態でなければなりません。

そのために、蓋にパッキンが付いているものも多いですね。

現在の圧力鍋の構造は、基本的にはこういったものとなっています。

鍋自体の素材については、一昔前には分厚く丈夫なものが主流でした。

これは鍋の内部の圧力に耐えるためですね。

ですが、最近では厚さ5mm以下と、軽量で気軽に使用できるものが増えてきています。

ステンレス、アルミ合金などの素材のものが多く、使いやすさも向上してきています。

圧力鍋の構造は時代と共に変化していますが、基本的には鍋の内部の圧力を保つために、隙間を減らしており、また安全性を保つための工夫が施された内容になっているということですね。

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圧力鍋の仕組みを理解して正しく活用!

圧力鍋の仕組みは、鍋とフタを密閉できる構造により、高い圧力と高温の熱で調理をするという内容でした。

圧力がかかると沸点が上がる、ということは知らなかった方も多いのではないでしょうか?

100℃以上の高温で加熱調理できるというのは、圧力鍋ならではのメリットですね。

ですが、そんな圧力鍋は、鍋内部に高い圧力がかかっているということを考えると、実は危険性もはらんでいることが分かります。

圧力がかかっているということは、高圧になり過ぎると爆発するリスクもあるということなのです。

そこで、それを防ぐために安全弁の取り付けなど、構造面での工夫が行われるようになりました。

市販されている圧力鍋は、もちろんこういった安全面での配慮も徹底してありますが、使用者の側でも注意していくことは必要です。

例えば弁の部分はきちんと掃除して、蒸気が逃れるところをきちんと確保しておくことが大切ですね。

正しい使い方をすること、きちんとお手入れすることで、万が一の事故を防ぎ、便利な圧力鍋の魅力を存分に活かしましょう!

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