日本一お金持ちの村、というのがあることをご存じの方は少ないのではないでしょうか?
「村なのにお金持ち!?」という意外性を感じる方も多いでしょう。
では、そんな日本一お金持ちの村というのがどこなのかと言うと・・・
これは愛知県の飛島村というところなのです。
プールや図書館、温泉など、とにかく施設の充実が素晴らしく、また村民に対しても大変な優遇が行われているという愛知県の飛島村。
嵐にしやがれという人気テレビ番組では、桜井翔も取材に訪れたというほど話題になっています。
そんな豊かな飛島村、具体的にはどのようにすごいのか、また移住は難しいのかなど、気になる点を紹介していきます。
日本一お金持ちの村「飛島村」とは?
そもそも、日本一お金持ちの村、飛島村とはどんなところなのでしょうか?
まず、こちらは愛知県にある村で、名古屋市と隣接しており、22.53平方キロメートルの面積となっています。
広さとしては、東京都品川区と同程度です。
総人口は4,528人。
これは愛知県でも2番目に人口の少ない自治体となっています。
ですが、そんな小さな村でありながら、驚くほどのお金持ちっぷりを発揮しているのです。
日本では財政力指数というものが出されており、これは地方公共団体の財政力を示すための指標となっています。
この指標は数字が大きいほど良いのですが、1を超えるのも大変な状況です。
そんな中で、愛知県飛島村は、その財政力指数が2.07で、全国でも断トツの1位となっているのです。
愛知県飛島村はプールや図書館や温泉がスゴイ!
では、日本一お金持ちの村である愛知県飛島村は、具体的にはどのように豊かなのでしょうか?
まずスゴイのは、施設です。
飛島村にある複合施設は、温水プール、トレーニングルーム、スライダーからスパまで備えられた驚くほど充実したものになっています。
この複合施設は体を動かしたり癒したりするだけではなく、図書館も備えられており、頭を使ったり趣味の読書に没頭することもできるのです。
また、一般に開放されて気軽に利用できる天然温泉が楽しめる施設まで設けられています。
それから、施設面以外でも驚きのお金持ちっぷりが実感できる制度があります。
例えばお年寄りに対しては、90歳になれば20万円、95歳で50万円、100歳ではなんと、100万円が支給されるのです。
1人暮らしの老人に対しては乳酸菌飲料の無料支給もあるというから驚きですね!
もちろん子育てにも優しい村で、子供の医療費は中学校卒業まで無料。
さらに住民が出産した後、1年以上村内で住んだ場合と、小学校・中学校に入学した際には村から10万円の祝い金の支給がもらえてしまいます。
これほどリッチな愛知県飛島村。
その魅力について嵐にしやがれで桜井翔が取材に訪れてからは、特に注目度が高まっています。
日本一お金持ちの村に移住は可能!?
日本一お金持ちの村について、嵐にしやがれの桜井翔による取材などを見て、「移住したい!」という気持ちになっている方も多いのではないでしょうか?
では、実際にこちらに移住することは簡単なのかどうか、チェックしてみましょう。
実はこちらの村、大部分が市街化調整区域・工業用地域となっており、新規で参入するのは大変難しい状況となっています。
住宅もアパートも建設が困難ですので、移住すると言っても簡単にはいかないのです。
また、住宅に対する規制も厳しく、ほとんどの部分が海抜0mなので、水害のリスクも懸念されています。
そのため、村民と結婚したり、相続という形をとる、居候させてもらうなどの方法をとらない限り、移住は困難ということになっています。
せっかくお金持ちの村で魅力が満載なのに、新たに村民になるのは難しい、というのは残念ですね!
ですが、他では見られないほどリッチなこの村は、1度は訪れてみる価値がありそうです。
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