お酒はほどほどに・・・
そんなことは重々承知しているはずなのに、気が付くと飲み過ぎて酔っぱらってしまっていた、なんて経験をお持ちの方は少なくないでしょう。
飲み過ぎた時には、後悔するよりも、まずは正しい対処法を行い、早く回復することが重要!
では、お酒を飲み過ぎた時の正しい対処法とは、どのようなものなのでしょうか?
よく「吐くと治る」なんてことを言う方もいますが、これはどうなのでしょうか?
そんな気になる、お酒を飲み過ぎた時の対処の方法を紹介していきます。
お酒を飲み過ぎた時の対処法
まず、お酒を飲み過ぎた時の対処法として、基本となるのが「水分の摂取」です。
水分をしっかりと摂り入れれば、血液の中のアルコール濃度を下げることができます。
また、同時に水を飲めばトイレに行きたくなりますね。
そうしてしっかり排出させてしまうことで、体に残ったアルコールをしっかり出してしまい、すっきりさせることができるのです。
水はよほどの量を飲まない限り、副作用のリスクもなく、安心して取り入れられる対処法ですね。
特に、飲み過ぎた時に注意したいのは、翌日までお酒が残ってしまうという事態ですよね。
この二日酔いの症状を防ぐために有効なのは、寝る前に経口補水液を飲んでおくという方法です。
寝る前に、ただの水を飲むだけだと体に吸収されにくいため、浮腫、二日酔いなどが起こりやすくなってしまいます。
ですが、経口補水液なら体にスムーズに吸収されるので、脱水による二日酔いの症状を抑えるのに役立ってくれるのです。
お酒を飲み過ぎた時は、寝る前のちょっとした工夫1つで、翌朝の体調を良い方向に導くことができるのですね。
お酒を飲み過ぎた時の対策☆これも効果的!
お酒を飲み過ぎた時の対策として、水以外にも「これを摂り入れると良い!」というものがあります。
まず、チョコレート。
体の中では、アルコールを分解するために糖分が失われます。
そこで、チョコレートを適量、おつまみに食べておくことで糖分を補給し、飲み過ぎによるダメージを軽減できるのです。
それから、グレープフルーツジュース。
酸味が良く、酔っている時でも飲みやすいジュースですが、果糖、カリウムなどが含まれ、お酒の対策にもってこいなのです。
カリウムが体の余分な水分や塩分を排出するサポートをしてくれ、果糖が不足している糖分を適度に補給してくれます。
同時に水分を摂り入れることで、血中アルコール濃度を下げることもできます。
こういった、より効果的な食べ物、飲み物を取り入れることで、飲み過ぎにしっかり対策していきましょう!
飲み過ぎた時の対策☆吐くのは危険!?
飲み過ぎた時の対策法として、吐くという方法はアリなのでしょうか?
確かに、飲んだお酒を吐いてしまえば、無かったことにできるのではないか、という印象がありますね。
ですが、実際にはこれは大変危険な方法なので、絶対にやめるようにしてください。
飲み過ぎた後、吐くという行為を行うと、逆流性食道炎という症状を引き起こすリスクがあります。
吐くという行為を行うと、胃液が食道を通ることになります。
すると、この胃液の中に含まれている消化酵素が、たんぱく質を溶かしてしまう作用を発揮するのです。
この働きにより、食道の粘膜が溶けてしまい、食道を傷つけてしまうという結果になります。
その結果、起こるのが逆流性食道炎ですね。
このように、単なる飲み過ぎであったはずの症状が、吐くという間違えた対処法を行うことで、さらなる困った症状を引き起こすリスクがあるのです。
お酒は、基本は飲み過ぎないよう、ペース配分や飲む量をしっかり考えて気持ち良く楽しむことが大切です。
それでも飲み過ぎてしまったという時には、決して吐くようなことはせずに、水や二日酔いに効果的な食べ物、飲み物を摂取し、ゆっくり体を休めるようにしましょう。
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