海外で広まる新しいパフォーミングアート〜フローアート〜

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フローアートとは?

はじめに

フローアートと呼ばれるジャンルのパフォーマンスをご存知でしょうか?

アメリカ、ヨーロッパなどで近年使われ始めた名前で、日本ではジャグリングとして知られてますが、海外のフローアートという言葉にはもっと深い意味があるようです。

その先駆けとなった人々で結成された団体 Flow Arts Institute のホームページにその詳細が記載されています。

Flow Arts institute のホームページ

Flow Arts Institute の説明

Flow Arts Institute のホームページより抜粋

〜フローアートとはダンス・ジャグリング・ファイヤースピンなどの動きを基盤としたパフォーマンスに対する幅広い呼称。格闘技、ヨガ、サーカスなども当てはまる。〜

こうなると動くパフォーマンスはすべてフローアートということになってしまいますが。

Flow Arts Institute でも話し合いがまだ進行中で、明確な定義はされていないようです。

自分が出会って来たフローアーティストと呼ばれる人たち

私が出会ってきたフローアーティストと呼ばれる人たちのほとんどは物を使うパフォーマンスをする人たちでした。

イメージしやすいのはボールを投げるジャグリングです。

実はこのような物を使うパフォーマンスは世界中にあります。

フローアートの道具

主な道具の例

ここに幾つかの道具を映像のリンクとともに紹介していきます。

・フラフープ
子供のおもちゃというイメージが強いですが、ハイレベルになるとすごい技がたくさんあります。

プロパフォーマーのフラフープパフォーマンス

・ポイ
もとはオーストラリアの紐の先にボールをつけて回す儀式の道具。ファイヤーショーなどでみたことがあるかもしれません。

ポイによるファイヤーショー

・コンタクトジャグリング
水晶玉を体の上で転がすというもので、一箇所から動かないパントマイムのような効果を加えると水晶玉が浮いているように見えます。
こちらは日本人のおこたんぺさんという方が第一人者の一人です。

おこたんぺさんのコンタクトジャグリング

・和傘
日本のテレビ番組で染之助・染太郎の兄弟が披露していたことで有名になった傘芸ですが、フローアートに取り込まれています。
ちなみにその兄弟は日本人がほとんど海外で活躍していなかった60年代に海外のテレビ番組に出演依頼されるなど、一部の大道芸人の間では伝説的な存在となっています。

カナダのイベントでの傘芸の様子

他にもWebでフローアート系のショップを見てみるといろんな道具がでてきます。

進化し続ける道具

これらの道具は時代に合わせてどんどん進化し続けています。

特に最近技術が進んでいるLEDを導入することで様々な形で発光させることができ、パフォーマンスに幻想的な見た目を与えます。

中でも最新技術の粋を集めた道具がポイで発売されました。

ビジュアルポイ・ピクセルポイ・グラフィックポイ

チェコのグラフィックポイ、ロシアのピクセルポイ、スロバキアのビジュアルポイは同じ効果の道具ですが、それぞれ独自に開発していて開発会社はライバル関係です。

これは初めて実際に見る人は目の前で起こる現象に度肝を抜かれます。

こちらも日本人のYutaさんという方が第一人者で開発にも関わっていて、ビジュアルポイを紅白歌合戦などの演出で使用されました。

ビジュアルポイの映像

プログラミングすることで発光と回転によって空中に絵を描き出すことができるというものです。

中でもビジュアルポイは音楽に合わせて映像をプログラミングできる機能があり、ダンサーなどのパフォーマーには非常に扱いやすいものとなっています。

ビデオでは発光を正確に録画することはできませんが、実際に見ると一層明るいです。

こちらはライブパフォーマンスビデオ、観客の声からその効果をご想像ください、ポイを使うのは2:00の所から。

ビジュアルポイライブパフォーマンス

映像技術は近年でも進化し続けているので、これからどんなものがでてくるか楽しみです。

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フローアートの理念

根本の理念

ここまで道具を使うパフォーマンスとして話して来ましたが、ここにヨガが関わってくることに深い理念が見えて来ます。

ヨガとフローアート

ヨガの本来の目的は自分の内面に集中して心も体も自由に操れるようになることです。

フローアーティスト達の信念の根本が実はここにあります。

Flow Arts Institute の記載より抜粋

〜フローアートはヨガのように心と体の動きに関わるもので自分の内面に集中すると同時に身体能力も使う「動く瞑想」です。
他人と比べることを忘れて、個人が全力で没頭して練習する経験にこそ価値があります。〜

まとめ

以上のことから、このような物を使ったり踊ったりする遊びは人間が太古の昔から行ってきた最も自然な遊びであり、それにより文明社会のストレスを忘れ自然と一体となる生活に返って本来人間の持つ幸福の観念を思い出そう、というのが根本の理念なのでしょう。

そうなるとダンスやヨガも含まれるというのも納得です。

海外ではこのようなフローアーティストたちが集まるフローフェスティバルというものがあります。

この理念通り、アーティストたちが自分の道具を持って集まり、テントを建てて1つの村を作り数日間文明社会から離れて自然に帰って生活するというものです。

次回はこのフローフェスティバルについて話していきたいと思います。

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