赤ちゃん(新生児・幼児・乳児)の場合、飛行機に乗って旅行に行く際にも、色々と気を使ってしまいますよね。
一体いつから、赤ちゃん(新生児・幼児・乳児)を安心して飛行機に乗せることができるのでしょうか?
また、もし乗ることができたとして、耳抜きはどうすれば良いのか、料金はいくらなのか、鼓膜や脳に影響はないのか・・・
様々な不安が生じてしまうという親御さんも少なくないでしょう。
そんな赤ちゃん(新生児・幼児・乳児)の飛行機についての情報をチェックしてみましょう。
赤ちゃん(新生児・幼児・乳児)の飛行機はいつから?
赤ちゃん(新生児・幼児・乳児)の飛行機がいつからかという点ですが、例えば人気の航空会社、JALやANAを見てみると、こちらでは生後8日未満の赤ちゃんは乗れない、ということになっています。
つまり、生後9日以上経過すれば、赤ちゃんを飛行機に乗せることができるというわけです。
生後9日と言えば、まだまだ生まれたての新生児ですね。
なんとなく不安を感じてしまいがちな飛行機ですが、実はそんな小さな赤ちゃんでも、安心して乗せられる乗り物なのです。
ただ、飛行機と言えば多くの人が利用する乗り物ですので、感染症などのリスクも高まることを忘れてはなりません。
そのため、よほどの必要性がない限りは、生後1ヶ月未満の新生児を乗せることはできるだけ、控えた方が安心と言えるでしょう。
どうしても必要な場合には、航空会社に連絡して赤ちゃんを乗せることに配慮してもらい、できるだけ快適に空の旅が楽しめるよう、気をつけてあげましょう。
赤ちゃんの飛行機☆耳抜きや料金は?
飛行機で空の旅を楽しんでいる途中に、突然赤ちゃんが不機嫌になり、泣き始めることがあります。
これは空腹やおむつの汚れが原因のこともありますが、他に思いあたらない場合には、もしかすると耳に違和感を感じているのかもしれません。
特に上昇中や下降中には気圧が変化し、耳が気持ち悪くなります。
そこで必要なのが耳抜きです。
赤ちゃんの場合、耳抜きを大人のようにうまく行うことができません。
乳幼児が耳の違和感でグズっている場合には、ミルクやジュースを与えてみましょう。
こうすると、同時に自分の唾液を飲み込みますので、自然と耳抜きができます。
また、赤ちゃんを乗せる際の気になる料金ですが、生後8~2歳未満であれば、赤ちゃん用座席を確保するかどうかで違ってきます。
座席を確保するには小児運賃が要り、これは大人の料金の75%という設定になります。
座席を取らない場合には「幼児運賃」という扱いになり、これは大人の料金の10%となります。
ただし、2歳以降になれば座席を取ることが必須となりますので、必ず小児運賃が必要となります。
赤ちゃんの飛行機☆鼓膜や脳に影響は!?
赤ちゃんを飛行機に乗せる際、赤ちゃんの身体に悪影響が及ぶことはないのか、というのも気になる点ですね。
例えば鼓膜への影響。
飛行機では昇降時に気圧が急激に変化するため、それに合わせて耳抜きが必要ですが、赤ちゃんにはこれができません。
そのため、場合によっては鼓膜を傷めて中耳炎を起こしてしまったり、ひどい時には鼓膜破裂が起こることもあります。
飲み物を飲ませる、おしゃぶりを吸わせる、などの工夫をしてあげることが大切ですね。
それから、飛行機は上空を飛ぶわけですので、酸素が少なくなるため、脳への影響を懸念する方もいらっしゃいます。
ですが、飛行機の中はしっかり酸素もありますし、与圧も行われていますので、脳に悪影響ということはほぼ、考えられません。
多少は酸素は薄くなりますが、標高2,000~2,500メートルの山と同じくらいの酸素濃度になります。
このくらいの標高のところで暮らし、赤ちゃんを産み育てている方もいると考えれば、安心して飛行機に乗せることができますね。
赤ちゃんを乗せることで鼓膜には影響する可能性は多少あるものの、脳への影響は心配する必要はありません。
ただし、やはり小さな赤ちゃんや乳幼児を乗せる際には不安もたくさんありますので、事前にしっかり準備しておくことが大切ですね。
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