特に女性の間で注目されているスーパーフルーツの1つに、「カムカム」というものがあります。
そんなカムカムとは、一体どんなフルーツで、どんな味がするものなのか、気になってしまいますよね。
そもそも「カムカム」というネーミング。
これは英語なのでしょうか!?
そこで、美・健康・アンチエイジングに優れた効果・効能が期待できると言われるカムカムというフルーツの魅力に迫ります。
カムカムとはどんなフルーツ?
まず、日本では近年になるまで耳にする機会がほとんどなかったカムカムとは、どんなフルーツなのかをチェックしておきましょう。
カムカムとは、フトモモ科に分類される木で、学術的にはミルシアリア・ドウビアと呼ばれています。
では、なぜそんな難しい名前のフルーツが、「カムカム」という可愛らしく親しみやすいネーミングになったのかと言うと、これは「英語」というわけではなく、実は置くの深い由来があるのです。
カムカムには自生する種類もあるのですが、これは水の中でも生育する性質があり、水中に落下した果実は、魚が好んで食べます。
魚は丸呑みしたカムカムの果実から、種を吐き出すのですが、その時に魚の歯に種が当たるため、カカカ、シャムシャムといった音が聞こえます。
この音が転化してカムカムと呼ばれるようになったのではないかと考えられているのです。
そんなカムカムとは、特に南米のアマゾン川流域にフルーツで、直径は10~30mm程度の球形をしています。
味は甘酸っぱさがあり、かんきつ類に似た風味を持っています。
そのため、お菓子作りなどにも用いることができ、日本でもジュースなどにも使用されています。
栄養価が高いうえに、味も美味しいカムカムは、現地の人には古くから愛されてきましたが、日本でも知られるようになり、ブームになりつつあるのです。
カムカムの栄養
カムカムがスーパーフルーツとして注目を集めているのは、現代人に不足しがちな魅力的な栄養を豊富に含んでいるからです。
特に注目すべきなのは、ビタミンCの含有量です。
これは他の食品と比較しても、世界一と言われるほどの量で、天然ビタミンCが果汁100gあたり約3000㎎も含まれています。
この量は、アセロラの約2倍、レモンの約60倍にもなるというから驚きですね。
それから、次に注目したいカムカムの栄養成分が、ポリフェノールです。
抗酸化作用の高いポリフェノールが、100gあたり約1400㎎も含まれています。
これはワインの約7倍、アサイーの約3倍にもなります。
さらに、美白に優れた効果・効能が期待できることで知られるエラグ酸も豊富に含まれています。
このように、美味しく楽しめるカムカムというフルーツには、美・健康・アンチエイジングを意識する方には見逃せない魅力的な栄養が、驚くほど豊富に含まれているのです。
カムカムの効果・効能
味も栄養も高く評価されているカムカムですが、美・健康・アンチエイジングに関して具体的には、どういった効果・効能があるのか気になるところですね。
まず1つ目に挙げられるのが、ビタミンCによる美白・美肌効果、免疫力アップ効果です。
ビタミンCはお肌を美しく維持するために重要な栄養素の1つということは、広く知られていますね。
他に、血管や皮膚の粘膜、骨なども強くしてくれるという効能もあります。
さらに皮膚の老化を遅らせ、ハリのある美肌作りに役立ってくれます。
つまり、ビタミンCは美・健康・アンチエイジングの全てを叶える優れた栄養素なのです。
それから、カムカムに豊富に含まれるポリフェノールですが、こちらもアンチエイジングに役立つだけでなく、脳梗塞などを予防したり、アレルギーの対策にも役立ってくれることが分かっています。
そしてもう1つ、カムカムで注目したいエラグ酸ですが、こちらはシミやそばかすの原因であるメラニンの生成を抑制する作用があります。
しかも糖尿病や癌の予防にも効果が期待できることも分かってきています。
他にもカムカムは、肥満抑制や便秘解消、肌荒れ改善、高血圧の改善などにも役立つことが分かってきています。
美と健康、そしてアンチエイジングのために、様々な方向から働きかけてくれる、魅力溢れるスーパーフルーツなのですね。
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