甘くて果汁たっぷりの桃。
皮をキレイに向いて、小さく切って食べているという方が多いのではないでしょうか?
ですが、実はそんな桃には、もっと「通」な食べ方があるのです。
それは、桃を皮ごと食べるという方法。
皮ごと食べた方が、桃がおいしいうえに、桃の皮には栄養もたっぷりなので、美容や健康にも役立つのです!
ですが、「桃の皮って食べられるの?」「農薬とか大丈夫なの?」と不安を感じてしまう方も少なくないでしょう。
そこで、そんな桃の皮について調べてみました!
桃は皮ごと食べたほうがおいしい!?
桃の皮と言えば、まるで赤ちゃんの産毛のように、無数の毛が生えている印象がありますね。
その皮をそのまま食べるとおいしいというのは、ちょっとイメージしづらいかもしれません。
ですが、この表面の毛は、軽く洗うことで取り除けてしまいますし、実際に食べてみると意外と気にならないものなのです。
それに、味についても、やっぱり「皮ごと食べた方がおいしい」と感じる方が大半です。
その理由は、桃の最もおいしい部分が、皮のすぐ近くの実だからです。
皮を剥いてしまうと、せっかくの「最もおいしい部分」まで一緒に剥き取ってしまうことになります。
これはもったいないですね。
このように、桃は皮ごと食べた方がおいしい理由があるのです。
これを知れば、「皮ごとかぶりついてみようかな・・・」という勇気も湧いてきますね。
桃の皮には栄養がある!?
桃を皮ごと食べるべき、というのは、「味がおいしくなるから」というだけの理由ではありません。
実は、桃の皮には栄養もたっぷり含まれており、この部分を廃棄してしまうのは、大変もったいないことなのです。
桃の皮には、まずビタミンEが含まれており、これはアンチエイジングに役立ってくれます。
それから、ナイアシンというエネルギー源になる栄養素もしっかり含んでいます。
さらに、桃の皮には「カテキン」と言われる成分が含有され、これはアンチエイジング効果が高く、お肌をキレイにしてくれたり、若々しい体や見た目を維持するのに役立ってくれるのです。
果物というのは、皮の部分に特に豊富な栄養が含まれていることで知られており、リンゴやキウイも皮ごと食べるべきと言われていますよね。
桃も例外ではありません。
栄養満点な桃の皮もしっかり食べて、余すことなく、桃がもたらしてくれる嬉しい効果を楽しみましょう。
桃の皮の農薬は大丈夫?
桃を皮ごと食べるとなると、やっぱり気になってしまうのが「農薬」の問題ですよね。
「農薬の心配なしに皮まで食べられるの?」と疑問を抱いている方は多いでしょう。
これについては賛否両論ですが、基本的に、きちんと検査されて販売されている桃に関しては、残留農薬は基準値内であり、食べても安全であることが分かっています。
確かに、農薬については皮を剥くことで大半が除去できるため、この方法が最も安全性が高いと言えるでしょう。
ですが、農薬のために栄養まで削ぎ取ってしまうのはもったいないですね。
そこで、そんな農薬の影響が気になるけれど、皮ごと安心して桃を食べたいというのであれば、「減農薬」あるいは「無農薬」にこだわる桃を購入してみましょう。
あとは、よく水洗いして皮ごと食べれば良いだけです。
これなら農薬について不安を抱くこともなく、安心して皮が持つおいしさや栄養もしっかり実感することができるでしょう。
心から安心して、おいしい桃を皮ごといただきたいという場合には、しっかり選ぶことも大切、というわけですね。
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