大学進学時、社会人進出時、人生の節目で実家を出て
一人暮らしを始める方は多いのではないでしょうか。
現在一人暮らしをしている方も、これから一人暮らしを始める方も、
始めようとしている方も共通して意識するのが節約ですよね。
その中でも一番気になるのは食費です。
こんなにかかるの!?と驚いた方もおられるのではないでしょうか。
生活の大部分を占め、欠かせない食費ですが
うまく節約すると生活水準を下げる事なく節約することができます。
新社会人や大学生は特に、限られたお金の中で生活するため、
また他の分野で使うお金を増やせるようにするためには重要です。
何気なく過ごしていたけど、節約をし始めたら貯金がみるみる増えた!や
趣味に費やすお金が増えた!なんて成功の声をきくと、
節約始めようかな、なんて思いますよね。
しかし、節約と一言にいっても何から始めればいいのか
また何をどう工夫すればいいのか個人差がありなかなか難しいものです。
そこで気になる節約方法と、一人暮らしをする方の平均の食費をまとめてみました。
一人暮らしの食費の平均額は??
食費といえば外食が多い方と自炊が多い方で大きな差が出ますが、
大体1~5万円内で、平均して2万円とされています。
外食が多い方の場合単価の高いお店かそうでないかでまた大きな差が出ます。
総務省統計局による社会人の方への食費に関するアンケートによると
社会人の平均食費は37000円
大学生の平均食費は24480円
となっています。
食費の平均額としての目安としては、
手取り額の15~16%となっており、
6000人以上の家計を立て直したファイナンシャルプランナーが提示する理想の割合も15%だそうです。
食費の節約術とは??
では実際にどのようにして食費を節約していくかを見ていきましょう。
まずは自身の1ヵ月の食費を見直してみてください。
スーパーで買い物した金額、外食で使った金額を参考にしましょう。
理想の平均額と何がどう離れているかを考える
平均額と自信の使っている学との差を考えて、
どれぐらいの差があるかをまずは確認しましょう。
万単位で異なる場合は外食の多さがめだっていませんか?
何千円単位の場合、少しの工夫で節約が実現します。
自炊を心掛ける
料理ができない!という方は諦めてしまいがちですが、
自宅でお米を焚くだけでも大きな差ができます。
お米さえ炊ければスーパーのお惣菜を買うだけで済みますし、
レトルトカレーなどで食費が抑えられます。
節約の機会に、様々な料理に挑戦してみるのもいいかもしれません。
また、現在自炊をしている方は、
食材に無駄がないかを見直しましょう。
食材の無駄を省く
一人暮らしとなると、スーパーで買った食材が余ってしまって
そのまま忘れて使い物にならなくなってしまった経験はありませんか?
このような無駄の積み重ねが節約の妨げになってしまっています。
小分けにして冷凍すると無駄にならず綺麗に使い切ることができます。
例えば
○ネギ
刻んで水分を切り、タッパーなどに入れて冷凍しておくと
ちょっとした事に使用できるようになります。
○肉類
一人暮らしで使う量はごくわずかです。
元から小分けにされているパックを買うより、
広告の日などで安くなっているパックを購入して小分けにして冷凍しておくと
必要な分だけ使用する際に解凍して使うことで節約につながります。
○調理したおかず
多く作ってしまったおかずなど、次の日も同じものを食べるのは気が引ける・・・
なんて方には特に実践していただきたいです。
タッパーに入れて冷凍しておくと解凍すればすぐに食べることができます。
しかしあまり長期間冷凍していると
品質や味が落ちてしまいますので長期の冷凍は避けましょう。
激安スーパーを知る
近所にあるスーパーの広告などを見て、できるだけ安いスーパーを見つけましょう。
また、1週間分の買い物として少し遠方であっても激安スーパーに足を運ぶのもいい手です。
コンビニは使わない
コンビニで購入できる食材は便利ですが値段が少々高めになっています。
カップ麺やお惣菜、お菓子においてもスーパーより割高です。
極力コンビニでの買い物を避けるようにしましょう。
かさまし食材を使う
例えばハンバーグを作る際、おからなどかさましの食材を使う事で
肉の分の食材費が浮きます。
一人暮らしの大きな味方もやしも、
かさまし食材の一つです。もやしは安く、使いやすい食材です。
様々な調理に使用して美味しく頂くことができます。
お茶は自分で作る
お茶をコンビニやスーパーで買うよりも、お茶のパックを購入して自作すると
お茶にかかっていたお金が節約できます。
最近では100均でお茶のボトルを購入することができます。
外へ出かけるときも、自販機やコンビニで毎日150円ほど出して買うよりも
自宅から水筒やペットボトルに入れて持ち歩くだけで大きな節約となります。
調味料やドレッシングを自作してみる
これは多少の努力が必要にはなりますが
ドレッシングを多く買うより、自分で作ったほうが節約になります。
自宅で簡単にできるドレッシングのレシピなどもありますので
参考にしてみたりするのも、いいかもしれません。
食費の上限を決める
外食はこれぐらい、買い物はこれぐらい、といったように
1週間単位で予算を決めておくと使いすぎず節約につながります。
最初は無理に大きく減額せずに徐々に目標に近づけることで
我慢している!というマイナスイメージがぬぐえ、節約に積極的な気持ちになれます。
節約は我慢ではない!
どうしても節約ときくと我慢しなくてはいけない、と思いがちですが
減額や努力を一気に増やすことで我慢という意識が強くなってしまいます。
まずは小さなことから無駄なものを省いていく事で
我慢という意識ではなくなり、節約に前向きになることができます。
お腹がすいて、何かを食べたくなった時に
コンビニより自宅にあるものを食べよう、と考えてすぐに食べる事の出来るように、
作り置きや簡単にできるレシピなどを用意しておくようにしましょう。
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