年金について、考えた事はありますか?
お仕事をされている方でも、なんだかよくわかっていない、という方は多いようです。
内容の詳細について学ぶ機会が少ない為
あれ?私って貰えるの?もらえないの?と疑問が飛び交っています。
検索しても表やグラフでよくわかりにくい・・・という厚生年金について
簡単にわかりやすく解説します。
年金って何?
年金とは、老後国から定められたお金を貰う為に
働いている時に行う積立貯金のようなものです。
年金には3種類あり、厚生年金と国民年金、共済組合に分けられます。
共済組合は公務員が加入するものなのでここでは一旦おいておきます。
その中でも収入等で収める金額、貰える金額が変動します。
厚生年金とは
厚生年金とは、会社(法人)に勤めている60歳未満の
パートでも派遣社員でも、正社員の所定労働時間または
所定労働日数の約4分の3以上働いている方が対象です。
国民年金に+αの金額を納め、貰える金額も増えます。
厚生年金は給料に応じて保険料が異なり、受け取る年金額も納めた保険料に応じて変わります。
国民年金とは
自営業や失業者、従業員が5人以下の個人経営者は厚生年金には加入できません。
国民年金分のみの年金を納めます。
転職などで会社の厚生年金から外れた場合、
手続きをして国民年金のみに切り替える必要があります。
切り替えて国民年金の支払いを続けないと、未納として請求書が届きます。
年金は何年払うもの?
近年年金がもらえない!という声が多く上がったことにより
年金は何年支払えばもらえるの?という質問が後を絶ちません。
年金の受け取りには25年間年金を納める必要があります。
その先は支払い年数によって支給額が変動しますが
40年支払うと満額の年金を受け取ることができます。
60歳まで年金の支払いができるので、未納や滞納がある場合は
後納制度を使って5年前まで遡って支払うことができます。
しかし結婚などで退職し、専業主婦をしているため年金を払っていない方は
年金を支払う人の扶養家族になりますので支払う必要がありません。
70歳までに25年分の年金の支払いが行われていない場合、
年金は受け取れませんので気を付けましょう。
わかりやすくまとめると
国民年金を20歳~60歳間で25年以上支払うと年金の受け取りができ、
40年払うと満額がもらえる。
厚生年金加入時は国民年金にも同時に加入していることになる。
厚生年金には満額制度は無く収めれば収めるほど貰える年金は増えます。
年金の支払いが免除される例
支払い続けなければいけない年金ですが、
支払いが免除される期間というものがあります。
それは産休中と、育児休暇中です。
これは男性でも適応することができます。
また、審査を通して失業・退職によって
全額免除・半額免除などを適応することが可能です。
また学生の場合も免除の対象になります。
近くの年金窓口で相談してみましょう。
自信の老後の安心のためにも、
年金の支払いに関してはしっかりとプランを立てていきましょう。
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