まだ歩くこともできない赤ちゃんを乗せて、ジャンプしながら遊ばせることができるおもちゃ、ジャンパルー。
赤ちゃんがご機嫌で過ごすことができる、ということで、大変人気のあるおもちゃですよね。
ですが、このジャンパルーが赤ちゃんの身体に悪影響をもたらすのではないか、事故を起こす可能性があるのではないかといった声も上がっています。
では、実際にジャンパルーで悪影響があったり、事故が起こるリスクはあるのでしょうか?
ジャンパルーのメリット・デメリットについて見ていきましょう。
ジャンパルーで悪影響はある?
まず、ジャンパルーがもたらすのではないかと懸念される身体への悪影響についてチェックしてみましょう。
特に大きな心配事となっているのは、脳への悪影響ですよね。
赤ちゃんの場合、強く頭を揺さぶるような行為をすると、「揺さぶられっこ症候群」という症状が起こり、最悪の場合は死に至るケースもあります。
激しくジャンプして遊ぶジャンパルーでも、この症状が発症するのではないかと不安な方は多いようです。
ですが、揺さぶられっこ症候群はあくまでも、強く揺さぶった際や激しい高い高いをした際、あるいは身体に合わないチャイルドシートで長時間のドライブをした際など、赤ちゃんの意志とは関係なく揺さぶられた時に起こるものです。
つまり、自分の意志でジャンプして楽しむだけのジャンパルーで、赤ちゃんが揺さぶられっこ症候群を起こすリスクはほぼ、ないと考えて良いのです。
もちろん、ジャンパルーは首が座ってから利用するものですので、そういった注意点を守り、安全に利用することが大前提です。
それからもう1つ、気になるのは股関節への影響ですね。
ジャンパルーの利用で股関節脱臼が起こるのではないか、という不安を感じている方もいらっしゃるようです。
ですが、ジャンパルーは赤ちゃんが直接体重を支えるわけではないため、股関節脱臼を起こすリスクは低いと言えます。
ただし、使用時間は20分以内に抑えることや、使用時にはつま先だけが床につくように高さを調節するなど、注意して使うことも大切です。
ジャンパルーで事故は起こる!?
基本的には、赤ちゃんの身体に悪影響をもたらすリスクが低いと言えるジャンパルーですが、事故が起こるリスクはないのか、というのも気になるところですね。
まず、ジャンパルーを利用している時に目を離していたら、自分で抜け出し、その際に落ちてしまったという事故が考えられます。
ジャンパルーは赤ちゃん用に作られたものですので、自分で抜け出せるくらいの年齢の子どもには不向きと考えてください。
他には、周囲に物を置いていて、ジャンプした際に運悪くぶつかってしまった、といったこともあるかもしれません。
基本的には、器具の中だけでジャンプするものなので、そういった事故が起こるリスクは低いですが、周囲に物をたくさん置くのは避けた方が良いですね。
こういった事故が起こる可能性はゼロではありませんが、ジャンパルーは安全性が高いおもちゃの1つであると考えることができます。
利用方法や注意事項をしっかり守ったうえで使えば、事故を起こす可能性はほとんどありませんので、安心して、赤ちゃんを遊ばせてみましょう。
ジャンパルーのメリット・デメリットは?
赤ちゃんにも喜ばれ、パパ・ママにとっても助かるおもちゃ、ジャンパルー。
このメリットとデメリットについてまとめてみましょう。
まずメリットです。
・脚力を鍛えることができる
・1人で楽しく遊べる
・安全性が高居
といったことが挙げられますね。
ですが、残念ながらデメリットと言える面もあります。
・場所を取る
・あまりにも長時間になると身体に負担をかけてしまう
こういった点が挙げられるでしょう。
ですが、実際に多くの赤ちゃんがいる家庭で利用され、喜ばれているジャンパルー。
メリットと言える面も大きいので、赤ちゃんの首が座り、使えるようになったら、試してみる価値はありそうですね。
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