アメリカでプロのダンサーのなるための道3〜生活の仕方・前編〜アメリカダンス留学!大学?語学学校?~

これまで学生ビザの取得から渡米までの方法を書いてきました。

今回はいざアメリカに到着してどう生活するのかということを書いていきます。

まずみなさん不安なのは語学、住む場所の探し方だと思います。

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言語は大丈夫か?

まず語学ですが、これは苦労します。

日本の英語教育のレベルは世界と比べて非常に低いという統計もでており、中学や高校で習う感じの英語は実践の会話であまり役に立ちません。

日本で習う英語というのは丁寧な文法に沿ってカタカナをイメージした発音を習います。

丁寧な文法通りの話し方というのは現地アメリカの日常会話において、そんな話し方はしないです。

なので最初は聞いたこともない日常会話がでてくると思います。

そして発音は本当に難しく、日本のあの英語に当てるカタカナですが、あのイメージではほぼ間違ってます。

大体があんな音ではありません、日本語では表記できない音が多いです。

よっぽど若い、脳の柔らかいうちから渡米していない限り完璧な発音で話せる日本人はおらず、何十年住んでる人でも日本語なまりはあると言われます。

そしてアメリカ、特にニューヨーカーの多くは英語がちょっとわからないと無視します。

日本人が外国人の相手をすれば単語から何を言おうとしているのか推測しようとするのですが、その文化は彼らにはありません。

最初はこの感じ、この扱いにショックを受けますが、だんだん慣れて来ます。

英語はできなくても生きてはいけます

あくまで踊るという目的で渡米しているのであれば、そんなに話せなくてもなんとかなってしまいます。

実際私も踊ることだけに必死でいる間は語学はあまり伸びませんでした。

ニューヨークやカリフォルニアなどはアメリカでも特殊な場所で様々な人種が集まっています。

つまり英語が第一言語でない人が本当に多く、中国人などはチャイナタウンに住んでいれば生活に困らないのでアメリカで生まれたのに英語を話せないなんて人までいます。

英語が第一言語の人たちもイギリス訛り、カナダ訛りなど様々な英語を話し、ブロンクスの方に行くとスラングがすごくて英語にすら聞こえないほどです。

本当に正しい英語を話す人はニューヨークにはいないとまで言われます。

もっともこれはアメリカ人のジョークでしょうが。

そのような場所なのでみんな英語が話せない人がいることには慣れていて、生活するぶんにはそんなに困らないです。

日本人コミュニティ

ニューヨークやカリフォルニアは日本人が多く移住しており、日系スーパーなどもあり、ダンス学校にも日本人スタッフがいるところもあり、食品など生活に必要なものも日本とほぼ同じものが手に入ります。

また日系に限らず中国系、韓国系のスーパーも日本のものを扱っています。

そしてMixB・Add7など日本人専用のWeb交流掲示板もあり、住む家などは大体ここで探せます。

MixB

Add7

家を貸す人も日本人が多く、いろんな人種が一緒に住む場合は文化の違いで起こるトラブルは非常に多いため、物件のオーナーの人も日本人に好んで住んでもらいたいようです。

文化の違いのトラブル

では文化のトラブルの実例を挙げてみます。

アフリカ系アメリカ人

長年アメリカに住んでいて感じるのですが、彼らには距離という感覚があまりないようです。

普通に道を歩いていたりすると、異常に近い位置に彼らが立っていたりします。

また公共の場で平気で大声で叫んだり歌い出したりする人も多い。

ダンスのクラスでも、混んでるクラスなのにおもいっきり体を振り回して周りの人にぶつかったり、壁にぶつかったりする光景は日常茶飯事です。

全員がそうではなく、日本人のようにやたら空気を読める人もいますが、全体的に上記のような傾向の人が多いです。

相手の気持ちを気にする日本の文化に慣れている人にはストレスが多いと思います。

メキシコ系

とにかく陽気です。

しかし不法移民の人などは国でもしっかりした教育を受けておらず、やってはいけないことの一般常識がずれている人がよくいます。

ルームシェアなどをすると夜中に帰って来て大音量で音楽をかけたり。

話をするといい人なんですが。

中国系

他人のものを共有するという文化があるようです。

なのでルームシェアをすると平気で人のものを使ったりします。

勝手に人のフライパンや食器を使って洗わずに置いてあったり、ことわりもなく人の炊飯器でご飯を炊いていたり、、

これにショックを受ける日本人は多いですが、彼らの文化ではこれは悪いことという認識が根本的にないんですね。

同じ文化同士はやはり住みやすい

これらはこういう話がよくあるという実例ですが、全員がこのような人たちではないです。

しかし日本人同士の方がトラブルが少なく生活できそうだというのは感じていただけるでしょう。

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ルームシェアってどうなの?

ルームシェアというのは日本ではあまり馴染みのないものだと思います。

慣れてしまうとアパートとあまり変わらない感覚です。

自分の部屋に入れば自分のプライベートスペースです。

バスルームやキッチンなどは共有ですが、一日中使うスペースではないですし、お互い気を遣えるルームメイトであればうまく生活できるでしょう。

つまり住みやすいかは同居人に(日本の)常識があるか次第でしょう。

例えばバスルームの使い方が汚い人がいる、キッチンの洗い物をちゃんとしないで放ったらかしてる人がいる。

このようなことは他の同居人にもストレスになりますが、犯人もわかりにくく、濡れ衣を着せられるということも多いです。

常識のあるルームメイトに当たれば快適に過ごせるのですが。

まとめ

以上のようにダンス留学可能なニューヨークやカリフォルニアは日本人コミュニティがあるため生活はそんなに難しくないということです。

しかしアメリカ人の輪に入っていくことは必要です。

特にダンスは人脈でパフォーマンス、仕事の話などがくるものであり、英語を話せる方がお誘いも多く、活動の機会はずっと増えます。

むしろ日本人コミュニティにいてしまうと、せっかくアメリカまででてきたのに狭い世界で過ごして終わってしまうことになります。

時間はかかりますが、英語を話せるようになる努力はし続けましょう。

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