アメリカでプロのダンサーになるための道14〜実際の留学体験記・学生時代の生活5、アルバイト、Add7、Mix B〜大学・語学学校アメリカダンス留学!〜

新居に引っ越して新しい仕事を探すことになりAdd7、MixBなどの日本人掲示板をチェックしていました。

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よく求人がでている仕事には要注意

実はこの日本人掲示板にはいつも求人がでているレストランなどがいくつかあります。

実はこれらは何か問題があってすぐに人がやめるため、すぐに募集をかけている訳ありレストランなのです。

例えばオーナーが全然仕事ができないのでいばりちらして仕事場をかき回す、ウェイトレスの中に新人いじめをする人がいるなどです。

ニューヨークだからこそやりやすい理由

このようなお店は日本であれば悪い噂が広がってすぐに潰れるでしょうが、ニューヨークでは生き残れてしまいます。

その理由は人の流れの激しさにあります。

ニューヨークというのは外国人だけでなく、アメリカ人でさえも一度生活を経験してみたい、何かやりたいことがあるので住んでみたいなどで引っ越して来る人、去る人が常にいて人が入れ替わり続けます。

外国人なら尚更、ビザは2、3年もすれば切れますので周りにいる人は入れ替わっています。

つまり悪い噂がたってもすぐにそれを知らない人たちが入ってきて働き手が見つかるのです。

そして私の今の状況のように仕事を選べない人は常にいます。

要注意レストランで仕事

そんなわけで嫌々でしたが、他に選択肢もなく常に求人がでている何かあるであろうレストランで働くことになりました。

そして予想していた問題になりそうなことはすべてありました。

仕事のできないニューヨーカーたち

まず店を仕切っている人はオーナー、マネージャー、ウェイトレスの3人のボスがいます。

この3人が3人とも曲者で、忙しくなると全員パニック、とにかく周りに当たり散らすし仕事が全然できません。

性格の悪いウェイトレスたち

ウェイトレスも先輩が5人いて、駐在の日本人の嫁さんたちとかですが、まあ性格が悪い。

中でも一番いじめが好きな人はとにかく威張ってて、実はこの人の彼氏が厨房で働いてるのですが、その厨房の人がオーナーの実の息子さんでした。

なので逆らうとオーナーにすぐ陰口を言って悪者にされます。

私はまだ耐えられたほうなのですが、私の後から入ってきた女の子たちがとにかくいびられる。

仕事後に嫌味を言われて泣いてやめていく人を何人も見ました。

この人たちは駐在の旦那について来ただけで目的があったり、何か頑張ろうとしてアメリカにいるわけではありません。

なので他の頑張っている人たちを見ても冷めた目でバカにして悪口ばかり言ってました。

本当にくだらない人たちでした。

厨房のメキシコ人たち

厨房の裏には違法で雇ってるであろうメキシコ人だらけで週6で毎日朝7時から夜10時まで働いています。

英語が話せないのでコミュニケーションがほとんどとれません。

中でも気が荒いのが一人いて、ちょっと文句言ったら「表でろ!」と言われて殴り合いの喧嘩になるところでした。

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異常に安い給料

給料はチップ制でお客さんが置いていったチップをフロントの6人で分けるのですが、先輩から取り分が高くなっており、ずっと働いてる先輩たちは5人のうち4人は全員100%、1人はいじめられていて1年異常働いていたけど80%から上げてもらえておらず、私も50%から始まり半年間働きましたが、最終的に80%までしか上がりませんでした。
つまり6人で合計530%〜560%のうち、私がもらえるのはこのうちの50%〜70%。

具体的な金額でいうと朝8時出勤、ランチで2時まで働いて6時間で30ドルから50ドルでした。

ちなみにニューヨークの法律で定められた最低賃金は当時時給7.50ドルでした。

つまりほとんどの場合、それより低いということです。

とはいえ働くこと自体が違法なので文句は言えません。

ここまで扱いがひどくなるんだなあ、と実感したものでした。

とはいえ最低必要な金額は稼げて昼ごはんも食べさせてもらえるので生きてはいけます。

まとめ

こんな感じでダンスの活動をする反面、アメリカ生活の半分はバイトにとられていました。

しかも働いても全然大した金額がもらえるわけでなく、常に貧困生活は変わりませんでしたが。

正直、この時期がアメリカ生活で一番辛かった時期です。

このような生活を経験したのは私だけでなく、周りの仲間にもいっぱいいて、そこでダンスを辞めていった人、諦めて帰国した人もたくさんいました。

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