赤ちゃんを連れて、何らかの事情で海外に行かなければならないということもあるでしょう。
海外に家族がいたり、赤ちゃん連れの海外旅行を楽しむ、なんて方も中にはいらっしゃいますよね。
ですが、そこで必要になってくるのがパスポートです。
では、赤ちゃんのパスポートは一体、いつから取れるのでしょうか?
また写真の撮り方、この時の背景や、申請時の必要書類なども気になるところですね。
そこで、そんな赤ちゃんのパスポートに関するお役立ち情報を紹介していきます。
赤ちゃんのパスポートはいつから取れる?
まず、赤ちゃんのパスポートがいつから取れるのか、というのが気になるところですよね。
ある程度一人前にならないと、パスポートを作ってもらえないのではないかと考えてしまう方もいらっしゃるでしょう。
また、赤ちゃんならパスポートは不要なのではないかという考えの方もいるかもしれません。
ですが、これらの考え方はどちらも不正解。
なんと赤ちゃんのパスポートは、誕生後、すぐにでも取ることができるのです。
いつから、という規定に関しては特になく、誕生後すぐに用意をして、取得が可能となっています。
ただし、パスポートは申請から受領されるまでの期間も10日程度かかりますので、海外に出かける日までに用意できるよう、余裕を持って準備に取り掛かりましょう。
赤ちゃんのパスポート☆写真の撮り方
赤ちゃんのパスポートを作る際、やっぱり気がかりなのが写真の撮り方ですね。
大人であれば証明写真のボックスなどを利用して、パスポート用写真を撮影することができます。
ですが生まれてすぐの赤ちゃんなどの場合には、ボックスに連れていくのも大変ですし、1人で座ることができないので、撮影も至難の業です。
そのため、赤ちゃんのパスポート用の写真に関しては、家などで撮影したものを使用しても良いことになっています。
ただし、パスポート用の写真というのは、背景に人や物が映っていないもので、また背景の色も薄いものが良いとされています。
そのため、赤ちゃんを抱っこした状態での撮り方では難しいと言えますね。
そこで、赤ちゃんのパスポート用写真を撮影する際の工夫として、まずは赤ちゃんの下に無地の、色が薄いシーツを敷きましょう。
その上に赤ちゃんを寝かして、上からまたぐような姿勢で撮影すると、キレイに撮れます。
デジカメを使用して、高画質モードで撮影すれば、充分に使える写真ができるでしょう。
もちろん、外出できるくらいの月齢の赤ちゃんなら、専門店で撮ってもらうというのも1つの方法ですね。
大きさは、縦4.5㎝×横3.5㎝の大人と同じパスポート用のサイズになります。
これを用意するのが、1番苦労するポイントかもしれませんね。
赤ちゃんのパスポート☆申請時の必要書類は?
赤ちゃんのパスポートを作るには、申請時に写真以外にも、揃えておかなければならない必要書類があります。
・戸籍謄本(あるいは抄本)
・住民票
・一般旅券発給申請書
・本人確認書類
一般旅券発給申請書については自治体により、もらえるところが違いますので、問い合わせてみましょう。
20歳以下については、5年の期限のパスポートしか発行できないため、5年用を使用してください。
それから住民票についても、住基ネットシステムを運用している場合、必要ありません。
これについても問い合わせが必要です。
本人確認書類ですが、赤ちゃんの場合は健康保険証や母子手帳、あるいは両親どちらかの運転免許証、パスポートが有効です。
健康保険証や母子手帳の場合は、印鑑登録証明書や国民年金手帳、源泉徴収票などを併せて持参する必要があるケースもあります。
こちらについても、問い合わせをしてしっかり確認しておきましょう。
必要書類は自治体により、多少の違いがありますので、事前に確認をとってから用意するのが好ましいですね。
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