赤ちゃん(新生児・乳児)のおしゃぶりって必要?その影響で出っ歯になったって本当?いつから?~おしゃぶりのメリット・デメリット~

赤ちゃん(新生児・乳児)の頃には、おしゃぶりを使っている姿が愛らしいものですよね。

ですが、このおしゃぶり、本当に赤ちゃん(新生児・乳児)にとって必要なものなのでしょうか?

また、おしゃぶりをいつまでも吸い続けていると出っ歯になるという噂がありますが、これが本当かどうかも気になるところですね。

そこで、そんなおしゃぶりのメリットやデメリット、いつからやめさせるべきかどうかなど、気になる点を紹介していきます。

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赤ちゃん(新生児・乳児)におしゃぶりは必要?

赤ちゃん(新生児・乳児)と言えばおしゃぶりが必要なものという印象を勝手に抱いてしまっている方もいます。

ですが、おしゃぶりは赤ちゃんにとって、必ずしも必要なものであるとは言えません。

新生児の頃の赤ちゃんは、とてもよく泣きます。

これはお腹の中から外の世界に出てきた不安であったり、言葉が話せない分、様々な欲求を「泣く」ということで表現しているためであったりします。

ですが泣いている時、おしゃぶりを吸わせてみるとピタリと泣き止んだりします。

これは、おしゃぶりを吸うことで精神的な安定が得られるためですね。

これによりパパやママの精神も安定し、育児が楽になるという大きなメリットがあります。

ですが、考え方を変えれば、これは「おしゃぶりに頼って赤ちゃんの欲求を無視している」ということにもなり兼ねません。

時々、育児に疲れた時に活用するのは良いとしても、おしゃぶりに頼り切りになるのは避けたいですね。

おしゃぶりの影響で出っ歯になる?

おしゃぶりに対しては賛否両論、様々な意見がありますが、中でも否定的な意見の代表例として挙げられるのが「噛み合わせへの影響」です。

新生児の頃はそれほど問題が無くても、乳児になり、さらに幼児になってもおしゃぶりをやめられずにいると、徐々に前歯が「出っ歯」になってしまうと言われています。

実際に、おしゃぶりを使用している子供は、使っていない子供と比べると上あごが出てしまうケースが多く、出っ歯になる確率を高めてしまっているということが分かります。

また、早期におしゃぶりをやめさせることで、この出っ歯が改善されていくケースも多く見られるのです。

基本的に、1歳半~2歳までにやめさせた場合には、高い確率で出っ歯は改善されると言われています。

ですが、3歳ごろになると噛み合わせの異常が残るケースが多く、矯正などの治療が必要になってしまうこともあります。

これらの点から、おしゃぶりの使用をいつまでにやめさせれば良いかということに関しては、できる限り「2歳まで」というところを守りたいですね。

いつまでもダラダラと「やめてくれない」と吸わせ続けるのは避け、子供の将来のためにも、できるだけ早い段階でやめさせるようにしましょう。

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おしゃぶりのメリット・デメリット

おしゃぶりを吸わせることは、赤ちゃん(新生児・乳児)にとってどういったメリット・デメリットがあるのか、具体的にチェックしてみましょう。

まずメリットとしては、精神的な安定が得られること、眠りやすくなること、鼻呼吸を促すことができ、またアゴ、舌などの発達を促進できることなどが挙げられます。

また、赤ちゃんを育てる両親にとっても、おしゃぶりを使用することで泣き止んでくれることは、育児のストレスを軽減でき、大変嬉しいメリットであると言えますね。

次におしゃぶりのデメリットですが、噛み合わせへの影響の他に、赤ちゃんが泣いている理由を考えなくなってしまったり、あやしたり触れ合ったりする機会を減らしてしまったりといったことが挙げられます。

また、1歳を過ぎて言葉を発する機会が増えてきても、おしゃぶりを加えたままでは、うまく言葉を発することができません。

そのため、言葉が出てくるのが遅くなってしまう可能性もありますね。

赤ちゃんにとってのおしゃぶりは、必ずしも必要なものではありませんので、このようなメリット・デメリットを十分に理解したうえで使用を検討していきましょう。

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