お料理に使用するハーブの1つで、日本でも広く親しまれているものと言えばローリエですよね。
では、ローリエの葉とは一体、どのようなものなのでしょうか?
どんな効果をもたらしてくれるのか、またどんな使い方をすれば良いのか、保存方法はどうすれば良いのか・・・
疑問がたくさんありますよね。
他にも代用できるという話もありますが、バジルやピクルス、ローズマリーなど、どう代用すれば良いのかも気になるところです。
そこで、そんな気になるローリエの葉についてのお役立ち情報を紹介していきます。
ローリエの葉とは?効果は?
そもそもローリエの葉とはどのようなものなのかというと、実はこれは月桂樹の葉なのです。
ローリエの葉、なんていうと、オシャレな外国の植物をイメージしますが、実は意外と日本でも親しまれている月桂樹の葉なんて、驚きですよね。
ローリエは、月桂樹の葉を乾燥させて作ってあります。
香辛料の一種として親しまれており、芳香を持っています。
そんな芳香を料理に活かすために、使用されているのですね。
ローリエの葉には、リナロール、オイゲノール、シネオール、ミルセンといった精油成分が豊富に含まれています。
これらが料理に良い香りを付けたり、肉の臭みを消してくれる効果を発揮するのです。
さらに、ローリエの葉は抗菌性を持っていることでも知られています。
この葉の精油は、外用薬の原料として使用されることもあります。
月桂葉として生薬にも使用されますが、日本薬局方には載っておらず、薬効は謳われていません。
そのため、ローリエの葉とは「食品」という分類になっており、日本でも広く、気軽に親しまれる香辛料の一種という認識になっているのですね。
ローリエの葉の使い方や保存方法は?
素敵な香りをもたらし、同時に肉の臭みを消してくれる効果が期待できるローリエの葉。
そんな効果に惹かれて購入してみたものの、使い方がよく分からず、困ってしまう方も少なくありません。
ですが、実はローリエの葉は、使い方も意外なほど簡単なのです。
例えば有名な使い方としては、カレーやシチュー、ポトフなどの煮込み料理への使用です。
煮込む際にローリエの葉を入れておき、煮あがったら取り出します。
こうすることで苦み成分を出すことなく、香りを楽しむことができます。
軽くもんだりすると、より香りがでやすくなりますね。
それから他にも、ローリエは細かくちぎったものをマリネ液などに入れて、浸けておくという使い方もあります。
これだけで臭みをしっかり消してくれるので、お料理を簡単に美味しく仕上げたい方にはピッタリですね。
保存方法は、よく乾燥させてあるローリエの葉を、しっかりフタが閉まる瓶などの容器に入れて、湿気の少ない冷暗所で置いておけば良いだけです。
よく乾燥していれば1年ほど保存することができるので、大変便利ですね。
ローリエは代用できる?
香りづけ、臭み取りなどに使用されるローリエですが、ない場合には他のハーブで代用することができるかどうか、というのも気になるところですね。
代用に向いているものとしては、臭みを取る効果が期待できるタイム、ローズマリーなどがベストです。
ハーブとして日本で親しまれているものには、バジルなどもありますね。
ですがバジルは、ローリエとは違い、葉そのものを食べます。
煮込み料理に使用するには不向きなので、ローリエをバジルで代用、というのは難しいと考えられます。
また、ピクルスなどを作る際の液ですが、これはローリエを使用すると、より風味豊かに美味しく仕上がります。
そんなピクルス液にローリエが無い場合はコリアンダーなどで代用してみましょう。
基本的には、ローリエは日本でも親しまれているハーブなので、気軽に手に入れることができます。
無くてもOKなものではありますが、せっかくなのでスーパーなどで探してみましょう!
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