おならが臭いというのは当たり前の話かもしれませんが、時々、尋常ではないニオイがしてしまうことがありますよね。
もしかするとどこか体に悪いところがあるのではないか、病気なのか、下痢の症状の1つなのか・・・
そんな不安を抱いてしまうこともあるでしょう。
あまりにも臭いおならが出てしまう時には、病院に行ったり薬を服用する必要があるのではないかと心配してしまいますよね。
例えば硫黄のような臭いがしてしまう時には、その原因を知り、改善対策方法を実践していきましょう!
おならが臭いのは病気!?
おならが臭いと、周囲に不快感を与えてしまいますし、自分自身も恥ずかしい思いをしてしまいますよね。
ですが、おならが全て臭いのかというと、実はそういうわけではありません。
音ばかりがうるさくて、ほとんど臭いのないおならもあれば、音も臭いもほぼ、気にならないおならがあります。
これに対して、まるで硫黄のような激臭がしてしまうおならもあります。
この臭いの差となる原因ですが、まず考えられるのは腸内環境の状態です。
毎日のように便通があり、腸内環境が整い、善玉菌が優勢な時には臭いがあまり強くなりません。
ですが便秘の時など、悪玉菌が優勢になってしまっている時には強い臭いを発してしまうことがあります。
他にも、自律神経が乱れることによって起こる過敏性腸症候群と言われる症状である可能性もあります。
ちょっとした病気の一種で、症状がひどくなると、自然にガスや臭いが漏れてしまうことになるので注意が必要です。
おならが臭い原因の多くは、こういった生活習慣やストレスによるものですが、中には注意が必要な病気もあります。
例えば大腸癌、胃腸に起こっている炎症や海洋、それから尿路結石、甘草やすい臓、胆のうの病気などが隠されている可能性もあるのです。
あまりにもひどい臭いの時や、あまりにもおならが止まらないという時には、1度病院を受診してみると良いでしょう。
おならが臭い原因は下痢?
おならが臭い原因は下痢や便秘などと関係していることも考えられます。
下痢や便秘、これらに伴う腹痛などの症状が起こるのは、腸内の環境が悪化している証拠です。
また、過敏性腸症候群の症状でも、便秘や下痢、腹痛などが起こってきます。
下痢が治まり、便の状態が良好になれば、おならが臭いという症状も改善される可能性がありますね。
下痢が起こる主な原因は、食生活の偏りやストレス、生活習慣の乱れなどによる腸内環境の悪化です。
善玉菌を増やすための働きかけをしていくことで、おならの臭いや回数、下痢の症状など腸に関するお悩みを一挙に解決できるかもしれません。
下痢止めの薬などもありますが、無理に薬で止めるよりも、こういった根本的なところから改善していくのが理想的ですね。
おならが硫黄の臭いになる原因と改善策
おならが硫黄のような激臭になってしまうことがありますね。
なぜ硫黄のような臭いになってしまうのかと言うと、その原因は、体の中でタンパク質が分解されて発生する成分によるものだと言われています。
インドール、アンモニア、スカトール、硫化水素などの成分が含まれており、大変な臭いを発してしまうというわけです。
硫黄のような臭いと言えば、卵が腐った時の臭いで有名ですね。
それと同じ臭いが、おならから発せられてしまうのです。
原因はたんぱく質にあるわけですから、外食やお弁当などでありがちな「主菜中心の食生活」をしてしまうと、臭いがひどくなる可能性が高いと言えます。
野菜や海藻類、キノコ類など、バランスよく食べることを心がけることが、おならの硫黄臭い臭いを改善するための対策と言えますね。
それから、特ににんにくを食べた後にはおならが臭くなる、硫黄臭いと感じる方が多くなります。
これは、にんにくに硫黄化合物が含まれているためです。
食べ過ぎてしまうと悪玉菌が増える原因にもなるので注意が必要ですね。
おならの臭いは、生活習慣の改善、特に食生活の改善で対策していけるものが大半です。
ですが、生活習慣を整えても改善されない場合には、大きな病気が隠されている可能性も考慮して、病院を受診してみましょう。
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