下痢というのは、マイナートラブルのようでもあり、実際になってみるとけっこう辛い症状ですよね。
そんな下痢が続くとき、なかなか止まらない時は食事にも気を付けなければなりません。
では、食べて良い食事と悪い食事は、どんなポイントに注意して選べば良いのでしょうか?
また、食あたりであった場合に食べる物や、治し方のポイント、下痢が起こってしまう原因などについてもチェックしてみましょう。
下痢が続くときの食事は?
下痢が続くとき、止まらないときには、食べて良い食事なのか悪い食事なのか、慎重に考えることが大切です。
基本的に、食べて良い食事と言えるのは「消化の良い食べ物」ですね。
・お粥
・白身魚
・豆腐
・野菜類
こういったものなら、下痢で辛い時でも胃腸に負担をかけにくく、安心して食べることができます。
下痢が続くとき、何も食べずにいると体力が低下してしまう恐れがあります。
効率良く消化され、エネルギーになってくれるものを選んで食べましょう。
それから逆に、下痢に悪い食事としては、消化されにくいものや刺激物などが挙げられます。
・油っこいもの
・辛いもの
・イカやタコなど
・アルコール
・コーヒー
これらは控えるようにしましょう。
下痢の原因が食あたりだったら!?
下痢が起こる原因、続いたり止まらない原因はいくつか考えられます。
例えば腸内環境の乱れなどが原因になっていることもありますね。
ですが、中には食あたりが原因で、ひどい下痢が止まらない状態になっていることもあります。
例えば貝類などの食べ物は、食あたりを起こすリスクがありますね。
そんな食あたりを起こす可能性のあるものを食べて、激しい腹痛を伴う下痢が起こった場合には、食べる物には特に注意が必要です。
基本的には下痢の時の食事と同じで、消化の良い、胃腸に負担のかかりにくいものを選んで食べるようにしましょう。
特に症状がひどい時は、脱水症状を起こさないように水分をしっかり摂取することを意識してください。
白湯などを摂取すると良いですね。
症状が治まった回復期には、お粥なども少しずつ食べるようにしていくと良いでしょう。
食あたりは症状が悪化すると危険ですので、早めに病院で診察を受けることも大切です。
下痢の原因と治し方をチェック!
下痢の原因は食あたり以外にも、いろいろなことが考えられます。
例えばストレスを強く感じている場合にも、下痢の症状が続くことがあります。
また、何らかの原因で腸内の善玉菌が減ってしまっている時なども、下痢が起こりやすくなります。
しっかり原因を把握し、ストレスがあるなら、うまく発散する方法を見つけたり、腸内環境の悪化を感じているなら、乳酸菌やオリゴ糖などを摂取してみる方法を試してみましょう。
また、食あたりが原因である場合の治し方は、軽症であれば安静にして、消化の良いものを食べて様子を見ることになります。
重症である場合は、すぐに医師に診てもらいましょう。
下痢の治し方として薬を服用する方法もありますが、対症療法で下痢を止めてしまうのはその場しのぎの方法です。
それに、無理に下痢を止めてしまうのは良くないと言われています。
下痢は体の中の悪いものを排出しようとする自然な働きでもありますので、無理やり止めると、かえって体調が悪くなる可能性もあるのです。
まずは思い当たる原因がないか探り、それに合わせた根本的な対処をしていくことが大切ですね。
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