日本料理の基本と言えばだし汁ですよね。
味噌汁にも煮物にも、これは欠かせません。
そんなだし汁、昔は昆布やかつお節などから手間ひまかけて作られていましたが、今はほんだし、だしの素、白だしなどもあるので簡単に料理ができます。
そこで、そんなだし汁を1カップ作る簡単な方法と、保存方法などについてわかりやすく解説していきます。
だし汁とは何?
料理のレシピなどを見ていると、和食にはよく「だし汁」という材料が記載されていますよね。
ですが、初心者の場合は「だし汁って何?」「どこに売ってるの?」と感じてしまうこともあるでしょう。
だし汁とは、「だし汁」として販売されているケースは少なく、現代ではほんだしやだしの素、白だしといった形で販売されています。
そのため、「だし汁が必要だから」とスーパーに出かけても、見つけられないというわけです。
そもそもだし汁とは、かつお節や昆布、煮干しなどの旨みのある食材を煮出すことで、煮汁に風味を付けたものを言います。
こうして旨みのある煮汁は、みそ汁や煮物に使用することで、奥の深い味わいを出すことができるのです。
ですが、おいしいだし汁を作るのは簡単ではありません。
手間ひまもかかります。
そこで、そんなお悩みに応えて登場したのが、現代のほんだし、だしの素、白だしといた商品なのですね。
ほんだし・だしの素・白だしで1カップの簡単な作り方
現代人がだし汁を作る際には、ほんだし・だしの素・白だしを使うというケースが多くなっています。
では、これら3種にはどのような違いがあるのかと言うと、まずほんだしは味の素という会社から発売されている粉末だしになります。
これに対してだしの素は、シマヤという会社から発売されています。
それから白だしについては、かつお節や昆布からとっただし汁をベースに、薄口醤油、白醤油、みりん、砂糖などの調味料を加えて作られた、いわばめんつゆなどのような簡単に料理に使えるものとなります。
例えば煮物の味を簡単に決めたい時、食材の色を際立たせたい時、出汁巻き卵などで失敗したくない時なんかに役立ってくれますね。
これらの市販のだしについてですが、では料理のレシピにあるように、「1カップのだし汁」を作るにはどうすれば良いのか、気になるところですね。
1カップのだし汁を作る場合、ほんだしやだしの素のような粉末出汁なら、水1カップに小さじ半分程度を加えて溶かします。
水で溶けにくい場合は、温めてから加えましょう。
それから、白だしで1カップのだし汁を作る場合ですが、これは調味料も入っているため、味見をしながら水で薄めて調整してみてください。
このように、料理レシピに記載されている「だし汁1カップ」は、実は驚くほど簡単にできてしまうものなのです。
だし汁の保存方法は?
もし粉末だしや白だしを利用するのであれば、調理の際に簡単にだし汁ができるので、その都度作るのがベストです。
水で溶かして保存するよりも、その都度作った方が新鮮で味も美味しくいただけるでしょう。
ですが、作り過ぎて余らせてしまった時や、かつお節や昆布などから本格的に作った場合には、保存して便利に使いたいですよね。
そこで保存方法についてですが、タッパーなどにだし汁を入れて、冷蔵庫で保存すると2日程度は使うことができます。
さらに長期間保存したいのであれば、冷凍保存という方法もあります。
例えば製氷皿に、だし汁を流し込んでから冷凍し、固まったらフリーザーバッグに移して冷凍しておきます。
必要な分だけ取り出して便利に使えるので、これはおすすめの方法です。
だし汁が余った場合や、作り置きしておきたい場合には、このように冷蔵庫や冷凍庫を利用して、便利に保存してみましょう。
だし汁は面倒な印象が強いですが、粉末だしや白だし、便利な保存方法を活用すれば、意外と気軽に利用していくことができますね。
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