人間にとっての天敵と言っても過言ではない虫の1つと言えば、ゴキブリですよね。
様々な駆除方法を実践しているのに、なかなかいなくなってくれないと悩まされている方も多いでしょう。
薬を使ってもトラップを使っても、なかなかいなくならないゴキブリ。
その秘密は、驚きの生命力にあるのです。
なんと頭が無い状態でも生きられるという噂もあるほどですから驚きですね。
そこで、そんなゴキブリが持つ生命力の強さの秘密に迫ってみましょう。
ゴキブリが持つ生命力の強さ
ゴキブリの生命力は驚くほど強いですよね。
人間が絶滅したとしても、ゴキブリは生き残れるのではないかと言われているほどです。
ちなみに、ゴキブリにも種類がありますが、中でも日本でよく見かけるチャバネゴキブリという種類の場合、1匹のメスから300匹以上もの子供が生まれると言われています。
約半数は雌が生まれてきて、そしてたった60日で成虫となり、子供を作ることができます。
となると、まさにネズミ算式に増えていってしまうことになりますね。
そのため、ゴキブリを家の中で1匹見つけたら、その家には100匹以上は生息していると考えられます。
また、ゴキブリは薄い形状をしているため、小さな隙間にも入り込めてしまいます。
たった1.5mmの隙間にも入ることができるので、全てのゴキブリを見つけて駆除するのがとても難しいのです。
そんなゴキブリは、地球全体が破滅してしまわない限り、いなくなることは無いと言われています。
まさに驚異の生命力ですね。
科学がいくら進歩しても、人間がゴキブリの生命力に敵う日はなかなか、来ないのかもしれません。
ゴキブリは頭が無くても生きられる!
頭というと生きていく上で無くてはならない部分であり、ここが無くなればひとたまりもないように思われますよね。
ですが、実はゴキブリは頭が無くなっても、数週間はそのまま生きていけるという生命力の持ち主なのです。
そのため、頭を潰してやっつけたつもりでゴミ箱などに捨てておくと、ゴミ箱の中でガサガサと動き始めたりしてしまいます。
なぜ頭が無くなっても生きていけるのかというと、これは虫が持つ特有の神経によるものであり、頭だけがダメージを受けても死ぬことは無いのです。
数週間後には死んでしまうのですが、これは頭が無くなったことで食べ物が食べられなくなるため、餓死してしまうから。
つまり、頭にダメージを負ったこと自体は、ゴキブリの死因にはならないというわけです。
ちなみに、切った頭はつなげることもできると言われており、つながれば再び、餓死することなく普通に生きていくことができます。
2匹のゴキブリの頭をつなげると、頭が2つあるゴキブリができるという実験もあるから驚きですね。
これはもはや、ただの虫とは思えないような驚きの生態ですね!
ゴキブリが持つ驚異の生命力の秘密
ゴキブリが持つ生命力のすさまじさには驚くばかりですが、ではなぜ、ゴキブリにはこれほどまでの生命力が備わっているのか、その理由も気になるところですね。
まず1つ目に挙げられるのは、ゴキブリの賢さでしょう。
例えばトラップや毒餌などを仕掛けておいても、最初だけゴキブリが何匹か駆除できたのを見かけたとしても、徐々に取れなくなっていきますよね。
これは、ゴキブリにはものすごいIQがあるからだと言われています。
特に生命の危機に瀕する状況では、IQは300にもなると言われているのです。
つまり人間よりも何倍も頭が良いのですね。
それから、ゴキブリは何でも食べる雑食性であり、食糧が無くなって死んでしまうということも無いのです。
なんとコンクリートでさえも食べられてしまうというのですから、どんなに食べ物の乏しい時代になっても、生き抜くことができるわけですね。
さらにゴキブリは、素早く耐性を身に付けることができるという得意技を持っています。
最初は効果があった毒餌や殺虫剤も効かなくなってくるのは、ゴキブリがこれに適応してしまうからなのですね。
このように、ゴキブリの生命力の秘密を知ると、とてもじゃないけど人間が勝てる相手ではない気がしてきてしまいますね。
見た目にも気持ち悪く、不潔な印象のあるゴキブリですが、実はとても賢く、素晴らしい能力を持った虫なのかもしれません。
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