高速道路を走っていて、「ガソリンがやばいかも!」という時には、サービスエリア(SA)などに立ち寄りガソリンスタンドで給油することがありますね。
そんな時に驚いてしまうのは、その料金です。
高速道路のサービスエリア(SA)のガソリンスタンドは、一般道よりも料金が高いことが少なくありません。
これはなぜなのか、またガソリンスタンドは24時間営業しているのかなど、気になるポイントについて知っておきましょう。
高速道路のガソリンスタンドは高い!?
まず高速道路のサービスエリア(SA)にあるガソリンスタンドの料金が本当に高いのかどうかですが、これはなんと、場合によってはリッター20円も高いこともあるというほど、一般道と大きな違いがあります。
例えば40リッター入れた場合、リッター20円違えば、800円もの差になりますよね。
これはけっこう、イタイと感じてしまう方も多いのではないでしょうか?
20円とまではいかなくても、10円程度高く設定されているガソリンスタンドが多く、「一般道で入れてくればよかった!」と後悔することも多々あります。
特に高速道路を利用するとなると、遠方へのお出かけという方も多く、ガソリンもたくさん使用するのに、そんな高い料金など支払っていられないと感じる方もいらっしゃいますよね。
ではなぜ、高速道路のサービスエリア(SA)のガソリンスタンドは料金が高くなっているのでしょうか?
高速道路のガソリンスタンドが高い理由
なんで高速道路のガソリンスタンドが高いのか、これにはもちろん理由があります。
それは、高速道路におけるガソリンスタンドの料金の制度が変わったからなのです。
2008年までは、サービスエリアにおけるガソリンなど燃料の価格には上限価格が設けられていました。
そのため、燃料が高騰した時には「一般道よりも高速道路でガソリンを入れた方が安い」なんて裏技も登場しました。
ですが、これが原因で高速道路のSAがガソリンを給油する車で渋滞する、という困った事態が発生したのです。
そこで、この状態を改善するために、上限制が廃止されることとなりました。
高速道路会社では、現在は価格の統制は行われていません。
サービスエリアでは、それぞれに料金の設定が行えるようになったため、料金が高騰し始めたというわけです。
さらに高速道路は、一般道よりも燃料を運ぶのに負担がかかります。
燃料を運ぶことにすら「高速料金」がかかってくるわけですから、その分、ガソリン代も高く設定されることになる、といわけですね。
このような理由を知れば、高速道路のガソリンスタンドが高いのも納得できるでしょう。
ガソリンの質が高い、などといった理由ではありませんので、同程度の質のガソリンをお得に利用したいなら、できるだけ一般道で給油してから高速道路を利用するのが正解ですね。
サービスエリア(SA)のガソリンスタンドは24時間?
高速道路を利用する方の中には、「夜通し走って目的地に朝到着したい」なんて方もいらっしゃいます。
その場合に気になるのが、「万が一、夜中にガソリンが切れそうになったら、サービスエリア(SA)のガソリンスタンドは24時間営業しているのかどうか」という点ですよね。
これについては、ほとんどのサービスエリアが24時間営業となっていますので、安心できます。
ですが、中には6時~20時、など営業時間が限られているところもありますので、注意が必要です。
目的地が決まっており、夜通し走る区間もある程度分かっているなら、その場所にある給油スポットを事前によく確認し、24時間営業かどうか調べてみましょう。
それから、万が一ということが起こらないように、ガソリンスタンドが確実に営業している時間の間に、しっかり給油しておくということも重要です。
高速道度のドライブを安全に快適に楽しむためにも、サービスエリアのガソリンスタンドは、料金も営業時間も、事前に下調べしておくことが重要ですね。
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