これから注目のアメコミ・DCコミック〜ジャスティスリーグ映画化までの裏話〜

はじめに

近年アベンジャーズ、トランスフォーマー、X-menなど様々なアメコミがハリウッドで映画化され、それぞれが漫画の世界での最終ボスとの決戦が近くなり最終局面に向かっています。

アメコミには2大巨頭という会社があり、その1つがマーベルコミック、もう1つがスーパーマンやバットマン、ワンダーウーマンの版権を持つDCコミックです。

マーべルコミックの作品が最終局面に向かう中、DCコミックはスーパーマンVSバットマンからクロスオーバーが始まり、これからどんどんキャラクターが増えていって盛り上がって行くという感じ、マーブルのアベンジャーズのようなドリームチーム「ジャスティスリーグ」の公開も決まっています。

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アメコミの2大巨頭

アメコミの2大巨頭であるDCとマーべル、これはこの2つしかない、というより競争でこの2つが勝ち残ったという感じです。

この他にもコミック会社はいくつかあったのですが、大会社であるDCとマーべルには勝てず、また別会社のキャラクターがスーパーマンに似ているので盗まれたなどの訴えでDCが裁判を起こし、裁判に勝ったDCはそのキャラクターを盗まれたと言いながらも買い取って自分の会社のものにしてしまったなんて話もあります。

この2大巨頭のうち、マーべルの方はキャプテンアメリカ、スパイダーマン、アイアンマンなど映画化の影響で日本にも広まりました。

しかしDCの方はスーパーマン、バットマン以外はまだあまり馴染みがないでしょう。

ジャスティスリーグの歴史

この名前が最初に使われたのが1960年代ごろ、しかしDCやマーブルのヒーローは第二次大戦前から存在しており、特に戦争中はこのようなヒーローたちがアメリカの若者たちを徴兵、または奮起しやすくするプロパガンダとして使われていました。

当時のコミックでは敵役に日本軍がでてきて当時の首相、東条英機がスーパーマンにやられるようなエピソードも多数ありました。

その頃に結成されていたヒーローチームの名前はジャスティス・ソサイエティ・オブ・アメリカ(JSA)。

このチームには当時の人気ヒーローが参加していましたが、まだスーパーマンやバットマンの姿はありません。

その結成理由もヒトラーのナチスに対抗するためという政治に絡んだ設定でした。

戦後の設定改変

このようなプロパガンダ的な存在で作られていったヒーローたちのイメージは戦後には人気がなくなり、そこでもう一度キャラクターの設定がやり直されます。

それまでのヒーローは「アース2」のヒーロー、これ以降のヒーローは「アース1」のヒーローというように別の次元の話というように世界もやり直しになりました。

この新たな設定の世界「アース1」で結成されたオールスターチームがジャスティスリーグです。

このような改変はこの後も時代背景、または進行したストーリーをリセットするためなどの理由で何度も行われ、今では「クライシス」と呼ばれるアメコミの定番イベントです。

これを行うことで死んでしまったキャラクターがまたでてきて今度は味方になる、キャラクターの設定が変わってでてくるなど様々な設定変更で物語を最初からやり直しています。

最近ではゲイという設定を大々的に公開しているヒーローも増えてきています。

アメコミはこのように人気のキャラクターは時が経ってもリニューアルして使い続けます。

どんどん新しい作品が生まれる日本との一番大きな違いですね。

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主なキャラクター

このヒーローチームは原則七人と決まっています。

この制限を破って「アンリミテッド」と題してDCのヒーローなんでも登場させる話もありますが、基本七人です。

毎回でてくる人気キャラクターがスーパーマン、バットマン、ワンダーウーマン、フラッシュ、グリーンランタン。

その他の二人は決定的なメンバーが決まらず、作品によって変わっていきます。

コミック版での結成メンバーではアクアマン、マーシャンマンハンター。

アニメ版ではマーシャンマンハンターとホークガール。

今回の映画ではサイボーグとアクアマンです。

このサイボーグは最近人気がでてきたキャラクターでおそらく黒人ヒーロー枠という理由が時代背景から後押ししているのではないでしょうか。

当時のヒーローは白人ばかりでしたから、黒人の権力が上がってきている昨今では黒人ヒーロー枠を儲ける傾向があります。

最近人気のフラッシュ

フラッシュはアメリカで昔から人気の高速で移動するヒーロー、最近ではドラマ化もされ、同じようにドラマ化して人気の「グリーンアロー」「スーパーガール」と世界を共有し、そのドラマの中で他のキャラクターを出して行くというマーケティング手法が取られています。

このフラッシュの高速移動は昔の映像技術ではうまく再現できず、実写化も何度かされましたが非常に淡白に描かれてしまっていました。

それが最近の映像技術で描かれるフラッシュは本当に面白い。

この映像技術とキャラクターの能力がマッチした結果が今の時代に人気がでた理由でしょう。

共演でつきまとう版権問題

この映画化・ドラマ化ですが映像化の版権問題というものが常につきまといます。

ジャスティスリーグも2007年から構想はあり、またアクアマンなども映画化の話はかなり前からありました。

実際映画撮影も行われようとしていたのですが、そのたびに映像化の版権問題で話が流れてきました。

DCもマーベルもキャラクターの映像化の版権を様々な別会社に売っていましたから共演作品を作りキャラクターを大量に出すとなると、それらの版権を買い戻す必要があり、それがうまくいきませんでした。

DCがその問題を解決でき始めたのが最近ということです。

アイアンマンゲームの裏話

ちなみに格闘ゲームで日本でも「カプコンVSマーベル」というゲームがあり、マーベルヒーローとカプコンのゲームキャラが登場します。

このゲームにはアイアンマンのキャラクター、ウォーマシンが登場しますが主役のアイアンマンがでていません。

これは本来アイアンマンを登場させる予定だったのが直前に版権が降りず、急遽色を塗り替えてウォーマシンにしたという苦肉の策だったそうです。

スパイダーマンの裏話

ちなみにマーベルのスパイダーマンはマーベルで1、2を争う人気キャラですが、長い間アベンジャーズに登場させれませんでした。

それはスパイダーマンの映画化の版権をソニー・ピクチャーズが持っていたからです。

しかしその最新作のアメイジングスパイダーマン、3部作として制作するつもりが1作目で大ゴケして赤字になります。

その他、様々な理由があったのでしょうが、ソニー・ピクチャーズはマーベルに吸収されます。

これでスパイダーマンの版権を取り戻したマーベルによりキャプテン・アメリカ〜シビル・ウォー〜に急遽スパイダーマンが登場したわけです。

まとめ

このように次々に映画化されるアメコミの2大巨頭、マーベルとDCですが、様々な大人の事情により実現に時間がかかっていたわけです。

映画化においてマーベルに先を越された形になったDCですが、これからどんどん映画が公開されていくので楽しみです。

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