埃(ほこり)はどこからくるの?なぜグレーなの?~理由・原因・対策をわかりやすく解説~

埃(ほこり)は締め切った家の中でも、どこからともなくやってきて、気が付けばたくさん降り積もっていますよね。

では、そんな埃(ほこり)、一体どこからくるのでしょうか?

また、なぜ埃(ほこり)はグレーという色をしているのか、というのも気になるところですよね。

そこで、そんな埃(ほこり)が発生する理由や原因、そして、これを解消するための対策を解説していきます。

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埃(ほこり)はどこからくる?

掃除をしても、気が付けばすぐに溜まってしまう埃(ほこり)。

これは一体どこからくるのでしょうか?

そこで、埃(ほこり)の成分をチェックしてみると、「繊維」が大半であり、半分以上を占めていることが分かっています。

残りは土砂や食べ物、毛髪、紙片といったもので構成されているのです。

つまり、その大半が衣類や布団、絨毯などの繊維からできているということが言えます。

例えば洋服が摩擦を受けた時などに、この繊維が毛羽立ち、抜け落ちるという現象が起こります。

そうして抜け落ちた繊維が空気の中に浮遊して、埃(ほこり)となり、さらにこれが次第に床に落ちて溜まっていくのです。

また、窓を開けていれば細かな土砂などが風で入ってくることもあります。

人や動物が暮らしていれば、毛が抜け落ちることもあります。

こういったものがたくさん溜まり、積もり積もって埃(ほこり)という形になるわけですね。

埃がどこから来るのか、これに対するシンプルな答えは、「家庭の中で発生しているものが大半」ということが言えるでしょう。

埃(ほこり)がグレーの理由とは?

埃(ほこり)は繊維が大半を占める物質なのに、なぜグレーなのでしょうか?

繊維には色々な色がありますが、全てがグレーというわけではないですよね。

ですが埃(ほこり)となると、なぜか全てがグレーになってしまいます。

実は、このグレーになってしまう理由には、光の三原色が大きく関係しています。

光の三原色というのは、青・赤・黄色ですね。

そして、これら3つの色が合わさると、徐々に黒に近づきます。

様々な色が混ざり合った結果、出来上がるのがグレーということなのです。

つまり1つ1つの原因になる物質が白や黄色、赤などカラフルな色であっても、これらがたくさん混ざり合うことで、グレーという色になってしまうのです。

そもそも埃(ほこり)というのは、身の回りの繊維だけでなく、毛や紙片など様々なものが原因で発生しています。

しかも、非常に小さなかけらになっているため、これらが混ざり合った色に仕上がるというわけですね。

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埃(ほこり)が溜まる原因と対策

埃(ほこり)は日常生活の様々なところで発生しますが、これが溜まる場所というのは
限られていたりしますよね。

例えば人がよく動く場所で、大きな綿ぼこりを見かけることは少ないでしょう。

ですが、あまり触れないような角などにはよく溜まってしまいます。

これは、埃(ほこり)には端から端へと移動する性質があるためです。

埃(ほこり)は空気の流れに乗って移動し、壁などにぶつかると止まります。

そのため、空気の流れが止まる隅の方に溜まりやすいのです。

それからもう1つ、埃が溜まりやすい部分には、ファンのある部分が挙げられます。

例えば扇風機などは埃だらけになりやすいですよね。

これは、埃(ほこり)が空気の流れと共に移動するのが原因です。

つまり、埃(ほこり)にしっかり対策していくためには、こういった溜まりやすい場所を把握して、集中的に掃除などのケアを行うことが大切なのです。

また、埃(ほこり)は水を含むことで、こびりつきやすくなるという性質もあります。

湿気に対策していくことも、埃(ほこり)掃除を楽にするためのコツの1つと言えますね。

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