毎日使う枕だから、清潔に使いたい!!
染み込んだ寝汗や体臭をスッキリ落としたい!でも、どうやって洗うの?とお困りの方は必見です!
洗濯機で枕を洗っても大丈夫なのか、やっぱりお風呂で手もみ新井をするしかないのか、
中身の材質によって正しい洗い方があるのかを調べました!
羽毛、綿、パイプ、低反発の枕など、様々な種類の枕の洗い方を紹介します。
正しく枕を洗って、買いたての気持ちよさに包まれて上質な眠りを手に入れてください!
恐怖!枕に染み込んだ汚れとは??
枕を使って寝ている方がほとんどかと思われますが、
実は毎日使用している枕には危険な汚れがたくさん潜んでいます。
寝ている間の汗や皮脂、よだれは枕カバーをしていても枕本体に浸透してしまいます。
浸透してしまった汚れは簡単には落ちません。
枕についた汗、皮脂、よだれの汚れは枕の中で雑菌として繁殖てしまいます。
フケ原因菌とも呼ばれるマラセチア属真菌は皮膚炎や抜け毛、
ニキビなどの肌荒れの原因にもなってしまいます。
幸せなハズの睡眠時間に、顔や髪を危険にさらしてしまっているなんて、ホラーですよね。
そこでしっかり確認しておきたいのが
枕を清潔に保つ正しい方法です。
枕の素材別の正しい洗い方とは??
枕は中身の材質によって弾力や寝心地が違います。
お使いの枕はどのような中身ですか??
枕の脇についているタグをまずは確認してみてください。
お使いの枕の中身によって、洗い方が異なります。
また、洗濯機で簡単に洗ってしまいたいですよね。
材質別に、洗濯機で洗えるものかも調べてみました!
タグに洗濯機に関する表示がないものや薄くなってしまって確認できない場合には
是非参考にしてみてください。
ポリエステルわた素材
ポリエステルわた素材は、人工繊維ですが本物のわたのようにフワフワしています。
クッション性に優れ、枕によく使われている素材でもあります。
ポリエステルわたにはコンフォロフトわたと粒わたの2種類があります。
○コンフォロフトわた
特殊加工が施された上質のポリエステルわたです。
通気性とクッション性が向上し、わたぼこりは少なくなっています。
○粒わた
粒状に加工され、反発性が少なくやわらかい感触です。
ポリエステルわたは水洗いできるものとできないものがあります。
脱水が強すぎると偏りの原因になるので注意が必要です。
手洗いが基本で洗濯機で洗うのはNGです。わたの偏りの原因となってしまいます。
選択は1か月に1回程度、寿命は1年~3年程度ふんわりした感触が無くなってきたら替え時です。
羽毛素材
羽毛は、水鳥の羽根を使い、洗浄と消臭を施した自然素材で
高級感があり、ふんわりやわらかい素材です。
通気性が良く吸湿性、保湿性、発散性に優れ
冬は暖かく夏は涼しいのが特徴で多くの方に愛され続けています。
水洗いはできませんがドライクリーニングは可能です。
クリーニングに出して洗ってもらうとふわふわした状態をより長く保つことが可能です。
また、天日干しはNGです。陰干しをするようにしましょう。
寿命は1~3年程度で表面に羽毛の羽根が多く出てくるようになったら替え時です。
パイプストロー
ストローを細かく切った形で大きさや硬さ様々な種類があります。
通気性がよく、虫害もなく耐久性も高い素材として親しまれています。
選択は水洗いが可能で、洗濯機でもOKです。
天日干しでしっかり乾燥させるようにしましょう。
寿命は3~5年程度で中のパイプストローが多く潰れたり枕の表面が破けてきたら変え時です。
マルコビーズ
マルコ・コルマビーズは、中が空洞のプラスチックボールに大きな穴が2つ開いた形です。
通気性にすぐれ、パイプよりもやわらかく、弾力性があり、耐久性も高くなっています。
こちらもパイプストローと同様、水洗いが可能で洗濯機もOKです。
天日干しでしっかり乾燥させるようにしましょう。
寿命は3~5年程度で中のビーズが潰れてクッション性が失われてきたら変え時です。
低反発、ウレタン系
スポンジ状の素材で、ゆっくり沈み、ゆっくり戻ります。
低反発ウレタンは小さな気泡が集まる構造で
使用中自然に空気の出し入れが行われ、清潔さを保てるようになっています。
フィット感、体圧分散効果で素材の負担を軽減することでブームになりました。
水に濡れると低反発の戻りが早くなり、強度が低下します。
水洗いは不可能で天日干しもNGです。
干す時は陰干しで、雨などに注意しましょう。
寿命は半年~3年で正しく使用すると長く使うことができます。
復元性が弱まり、元に戻らなくなったら替え時です。
スノー低反発
スノー低反発は、粉砕低反発とも呼ばれ
ウレタンを細かく粉砕した素材で、押すと凝縮しゆっくりと復元します。
もちもち感とフィット感があり、普通の低反発に比べると通気性にすぐれています。
水洗いは不可能で天日干しもNGです。
干す時は陰干しで、雨などに注意しましょう。
寿命は2~3年でクッション性が失われてきたら変え時です。
細かいビーズ
発泡スチロールを小さい粒にしたような素材でクッションなどに幅広く使われています。
触り心地が独特で、柔軟に変形します。
基本的に水洗いは不可能です。
洗うと乾きにくい素材で、干す時は陰干しで
手早く乾燥させたくても乾燥器やドライヤーは厳禁です。
そばがら
そばの実の殻を乾燥させた素材で日本では昔から枕の素材として使われてきました。
通気性と吸湿性に優れ、安価でボリュームがあります。
水洗い厳禁。虫がわきやすいので、こまめに干す事が重要です。
直射日光でも可、できるだけ毎日天日干しをオススメします。
寿命は半年~1年でばがらがつぶれて粉が出てきたら替え時です。
たたくとそばがらが割れて虫がつきやすくなるので注意しましょう。
洗えない素材の枕を清潔に保つには??
水洗いができない枕を清潔に保つためには、
揮発性の除菌スプレーと自然風で枕内部を換気すること、
陰干しか直射日光可能かを確認して天日干しをすることで雑菌を除去することができます。
枕選びの際に、水洗いまたは洗濯機で選択が可能かどうかを確認してから
購入することもオススメです。
枕を清潔に保って安心で快適な眠りを手に入れましょう。
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